1.12高島平九丁目プロレス(DSL対ケニーオメガ)
ドラゴンソルジャーLAW(以下DSL)選手より、許可をいただきましたので、取り上げさせていただきます。
これは、見ていただきたい映像です。
あのケニーオメガが、「DSLとどうしても試合がしたい」ということで実現したという「ワンマッチ興行」。実は、昨年末に「引退」していたDSL。ケニーの気持ちを汲んで、特別に復帰して実現したというもの。
Y企画のカメラマン2人(Y氏とF氏)が撮影しているということで、それぞれのカメラのものをDVD-Rに別々収録。
こちらでは、比較的見やすい「F氏撮影バージョン」で紹介させていただきます。(約30分収録)
まずは、開場の模様から。
けっこう、お客さんがいますよ。DDT系のファンが多いかな?
室内は、あまり広いとはいえない和室。これだけのお客さんが入ったら、試合はできるのか?(消防法は?)
いきなり、外へ出てきたDSL。
いつものように歌うのだが、機材がないので、特別にアカペラで「世界に一つだけの花」を熱唱?
室内で物音がしたみたい。
ケニーオメガだ!
アイアンマン西田が現れ、試合開始!
「DDT,一番!」
「ここにいるケニーさまはなぁ、世界のトップレスラーなんだぞ!オマエ(DSL)みたいな『どインディー』とは違うんだよ!」(セコンド兼通訳 マイケル中澤)
「♪世界にひとつ、だけの花」(ケニー)
植木鉢を手に、DSLを襲撃するケニー。
ケニーとエルボー合戦で互角に渡り合うDSL。
ケニーは、着ていたTシャツをめくって、DSLから視界を奪うとチョップ!
DDTやスタナーを見舞い、攻勢になったものの、
鉄柵の鍵を開け、外へ出ようとしたところを逆に鉄柵に叩きつけられ
とび膝蹴り、
マイケルの「ローション毒霧」を食らい、失速してしまう。
「リバイアサン!」をこらえるケニー。
ゲーマーらしく、狭い室内ということを計算して、試合を組み立てているところは素晴らしい。
セコンドの中澤も介入。しかし、2人を蹴散らすと、ラダーを持ち出し、
「スーパー、イナバウアー!」
エディゲレロじゃないの?
えっ!ホントにやっちゃったよ!
そうこうしているうちに、試合が決まってしまったようだ。
ギャラを受け取ると、足早で去ろうとするケニーと中澤。
試合時間が短かったこともあり、不満の残るDSLとしては、お客さんをも巻き込んで、ケニーの後を追う。
あるスーパーで人だかりが。ケニーは、このスーパーに潜伏した模様。
「営業妨害になるので、(プロレスの)お客さんは入らないように。」(西田)
DSLの背後をケニーが!
「エディゲレロ、フォーエバー!」
個人的な感想は、ケニーがDSLをリスペクトしているというのが試合を見ると伝わってきます。この人、レスリングセンスが凄すぎるわ!リングではなく、ロープワークの使えない「マット」の試合になると、実力がモロに浮き出てしまうので、こうやって、試合を成立させたことは評価に値すると思います。
キツイことを言うと、シチュエーション的に面白いとは思うけど、「プロレス興行」なんだから、公の場(路上など)で一般の人たちの目につくのは、いかがなものかと・・・・・。
あと、入手先ですが、DSL選手のほうで取り扱っています。
そろそろ、アメリカとかで「マット」を使用したムーブメントとか起きてもいいかと思ったりするのですが、やっぱり「プロレス=リング」ということで、このような形式は「別物」ということになりますかねぇ?