"Redemption" March 10, 2007 - Philadelphia, PA ①(約102分収録)
ズルズルとSMVのセールで、買い続けてしまう現在のCZW。「オヤブン」がいなくなったことで、新しい何かが見られるのでは?ということを、心のどこかで期待しつつ、レビューを。
まずはじめに、試合前に、コミッショナー、メイベンによる挨拶が。
メイベンが「客いじり」をしたことで、いじられた客がのせられ、ついつい、手を・・・・・。
こういうのは、あまりしないでもらいたい・・・・・。
1. Greg Excellent vs. Asylum
踊りながら、入場してくるのはいいのだが、リングに入ってすぐに、バテるようにコーナーにもたれかかるのは、いかがなものか?
「あっち!」とアシュラムの目線をそらして、リストをはずすのはいいのだが、その手をレフェリーに預け、
それ「らしさ」を出そうと、この体勢に、客席からの期待が、「ゴアー!」の掛け声となって起こるものの、
アシュラムは、寸前で止まって、サミングに、ブーイングが。
エクセレントのグダグダっぽいペースのまま試合が。
2. Cheech vs. JC Ryder vs. Niles Young vs. Javi-Air vs. Andy Sumner vs. Metro Sickness
CZWでも毎年行われているジュニアの祭典、「Best ofBest」の出場権のかかった6wayマッチ。ピンフォールやギブアップを取られた選手が退場し、三人が残った時点で試合が終了。その三人が、「一回戦」にノミネートということに。
CZWに出場している各タッグチームから、ノミネートされている中、なんでこいつらが?
となると、チーチ、ライダー、ヤングの「ヒール」系が手を組んで、手堅く試合を進めていきます。
3. Justice Pain & X vs. Adam Flash & XX
おたがいのパートナーが「当日発表」ということで、ペイン、フラッシュが登場。
客席から、一人の男がペインの背後から近づき、暴行を!
フラッシュのパートナー「XX」は、BJウイットマー!
昨年の「対抗戦」では、ROH軍の切り込み隊長として、先陣をきって、ネクロやスパドラ、ヒーロー相手に向かっていったあの男が。
ペインは、ウッイトマー、フラッシュにやられるまま。そこへ出てきたのはダニーハボック。
ペインは、「お前の力は必要としてないから、帰れ!」とばかりに、一人でウィットマー、フラッシュに。
ところが、ハボックはウイットマー、フラッシュの連携につかまり、ローンバトルに。
タッチに成功したペインはフラッシュと場外に。
いっぽうのウイットマーとハボックは
4. Checkmate vs. BLK OUT
カナダUWAハードコアの2人を挑戦者に迎え撃つブラックアウト。
ナイトとサビアンは、オーソドックスなレスリングを見せるなか、
ラッカスとビショフは、アクロバチックな動きで相手を翻弄しようとする。
5. Babyface Fire vs. Sterling James Keenan & Justin Idol
こちらは、ほぼ「IWC提供マッチ」といっていいのか?というような組み合わせ。
なんか、筋肉がついてきて、1PWのときと別人のような・・・・。
ゴーリーとアイドルとのルチャのようなダイナミックな動きからスタート。
タッチを受けたザイオンは、SJKを丸め込むが、
ゴーリーにタッチを。
ミサイルキック?にいこうとしたゴーリーに対し、アイドルは足を引っ張って阻止。
そして、ゴーリーを捕らえたアイドルたち。
この試合では、ストンピング、マフィアキックなどのレスリングとは皆無な技を多様しているキーナンだが、少し前のころを思わせるようなねちっこい変形STF?を。これは、ザイオンがたまらずカットに。
カウント2.9でお互い返していく白熱した攻防に、客席からも声援が!
前半ですが、比較的、試合内容で見せていくという姿勢が感じられ、好感がもてますよ。やっぱり、「あの人」がいないと・・・・・。
(続く)