"Redemption" March 10, 2007 - Philadelphia, PA ①(約102分収録)

mugiwara-kun2007-04-25


ズルズルとSMVのセールで、買い続けてしまう現在のCZW。「オヤブン」がいなくなったことで、新しい何かが見られるのでは?ということを、心のどこかで期待しつつ、レビューを。

まずはじめに、試合前に、コミッショナー、メイベンによる挨拶が。
メイベンが「客いじり」をしたことで、いじられた客がのせられ、ついつい、手を・・・・・。

こういうのは、あまりしないでもらいたい・・・・・。


1. Greg Excellent vs. Asylum

どう見ても、「パチもん」のライノっぽいアシュラムに、

「おやじダンサーズ」エクセレント。

踊りながら、入場してくるのはいいのだが、リングに入ってすぐに、バテるようにコーナーにもたれかかるのは、いかがなものか?

試合のほうも、腕を取ったと思ったら、

「あっち!」とアシュラムの目線をそらして、リストをはずすのはいいのだが、その手をレフェリーに預け、

脇の下をくすぐるという行為に、客席の反応は?

場外へのトペを出し、

それ「らしさ」を出そうと、この体勢に、客席からの期待が、「ゴアー!」の掛け声となって起こるものの、

アシュラムは、寸前で止まって、サミングに、ブーイングが。

エクセレントのグダグダっぽいペースのまま試合が。


2. Cheech vs. JC Ryder vs. Niles Young vs. Javi-Air vs. Andy Sumner vs. Metro Sickness

CZWでも毎年行われているジュニアの祭典、「Best ofBest」の出場権のかかった6wayマッチ。ピンフォールやギブアップを取られた選手が退場し、三人が残った時点で試合が終了。その三人が、「一回戦」にノミネートということに。

CZWに出場している各タッグチームから、ノミネートされている中、なんでこいつらが?

案の定、単なる「デオチ」でひと安心!

となると、チーチ、ライダー、ヤングの「ヒール」系が手を組んで、手堅く試合を進めていきます。

  


3. Justice Pain & X vs. Adam Flash & XX

おたがいのパートナーが「当日発表」ということで、ペイン、フラッシュが登場。

客席から、一人の男がペインの背後から近づき、暴行を!
フラッシュのパートナー「XX」は、BJウイットマー!

昨年の「対抗戦」では、ROH軍の切り込み隊長として、先陣をきって、ネクロやスパドラ、ヒーロー相手に向かっていったあの男が。

ペインは、ウッイトマー、フラッシュにやられるまま。そこへ出てきたのはダニーハボック。

ペインは、「お前の力は必要としてないから、帰れ!」とばかりに、一人でウィットマー、フラッシュに。

試合の流れか、いつのまにか、ハボックにタッチが。

ところが、ハボックはウイットマー、フラッシュの連携につかまり、ローンバトルに。
 

タッチに成功したペインはフラッシュと場外に。

いっぽうのウイットマーとハボックは

ギクシャクしていたペインとハボックだが、徐々に連携を。


4. Checkmate vs. BLK OUT

カナダUWAハードコアの2人を挑戦者に迎え撃つブラックアウト。

ナイトとサビアンは、オーソドックスなレスリングを見せるなか、

ラッカスとビショフは、アクロバチックな動きで相手を翻弄しようとする。
 

ビショフがブラックアウトに捕まってしまう。
 

なんとか、ミサイルキックで反撃するビショフだが、

再び、ブラックアウトのエジキに。


5. Babyface Fire vs. Sterling James Keenan & Justin Idol

こちらは、ほぼ「IWC提供マッチ」といっていいのか?というような組み合わせ。

まもなく、大日に来日するSJK。(左)

なんか、筋肉がついてきて、1PWのときと別人のような・・・・。

ゴーリーとアイドルとのルチャのようなダイナミックな動きからスタート。

 

タッチを受けたザイオンは、SJKを丸め込むが、

ゴーリーにタッチを。

ミサイルキック?にいこうとしたゴーリーに対し、アイドルは足を引っ張って阻止。

そして、ゴーリーを捕らえたアイドルたち。

この試合では、ストンピング、マフィアキックなどのレスリングとは皆無な技を多様しているキーナンだが、少し前のころを思わせるようなねちっこい変形STF?を。これは、ザイオンがたまらずカットに。

アイドルたちの連携に苦戦しながらも、

反撃していくザイオンゴーリー

カウント2.9でお互い返していく白熱した攻防に、客席からも声援が!


前半ですが、比較的、試合内容で見せていくという姿勢が感じられ、好感がもてますよ。やっぱり、「あの人」がいないと・・・・・。

(続く)