Feb. 24, 2006 ”Tag World Grand Prix 2006 Night 1”

mugiwara-kun2006-03-22



昨年に引き続き、今年も行われた「Tag World Grand Prix 2006」(略して「TWGP」)
参加全32チームを2グループ(各16チーム)を二日間に分け、最終日はチカラの新設したタッグタイトル決定戦という3DAY‘Sイベント。
これだけのメンバーを集めるだけでも、かなりの力の入れよう。

今回は「初日」の模様を。

1. Crossbones & Rorschach vs. Hallowicked & Delirious
試合開始前に、私服姿のArik Cannonは「自分のパートナーは?」ということで、コミッショナーのチカラソンなどに詰め寄る。新しいパートナーを勧誘することに。(最終的には、「ジグソー」が了承し、キャノン&ジグソー組は翌日に。)

マスクマンだらけのタッグマッチ。デリリアスのトリッキーな動き

2. Sumie Sakai & Ranmaru vs. Alere Little Feather & Allison Danger
女子同士の対決。小柄なチームJdにデカイFeather とAllison 。チームワークを駆使してFeather とAllison を攻めるチームJd。この試合でダフルクローズラインを「ダブルウェスタラリアット」と表現。実況までも「プロレスヲタ」。

3. Team K-Dojo (MIYAWAKI & Yoshiaki Yago) vs. The Iron Saints (Sal & Vito Thomaselli)同じヒール系のチーム同士の対決。ミッドサウスタッグチャンピオンのアイアンセイントと互角にやりあうMIYAWAKI。この人はダブルAに似た旨さを発揮。矢郷もキックとパンチで。

4. Team IWA Mid-South (Ian Rotten & Mickie Knuckles) vs. Sabian & Eddie Kingston
このチーム同士となると、この対決を期待してしまう。(笑)


5. Cheech & Cloudy vs. The Gambino Brothers (Mickey & Marshall)
この試合には、ガンビーノ兄弟のもつIWCタッグも賭けられた一戦。チーチは小柄ながらも機動力を発揮。

6. Chris Hero & Claudio Castagnoli vs. Equinox & Hydra
本命チームの ヒーロー&ダブルC。一方、Equinox & Hydraはお互い敵対関係にあるため、コンビネーションには疑問が。体格差がモロにでてしまい、難なくヒーロー組が勝ち抜き。

7. Team DDT (KUDO & MIKAMI) vs. Mana & Larry Sweeney
DDTより、KUDO & MIKAMIが。ココの団体はちゃんと普段使っているテーマ曲で入場するところ。KUDOは、ヌンチャクを振り回すパフォーマンスも健在。
巨漢マナのパワーに苦戦しながらも。

8. Team WWF (CP Munk & Colt CaBunny) vs. Matt Turner & Anthony Franco
Matt Turner & Anthony Francoは、ROH代表の若手チーム。
Team WWF (CP Munk & Colt CaBunny)は、この二人。

なんか、Munkがデカイような。気にしない。ほのぼのムードでスタートしたものの、ターナーヘッドロックでカバニーの「ツラの皮」を取ったら、なんと、ジョーカーが。顔色がやや変わりながらも、同じようにムンクにも攻撃したら、ネクロブッチャーだった。

大「ネクロ」コールの中、抗争中の「ROH」ということで、狂ったかのようにターナーを殴りつけるネクロ。

力の差を見せつけたネクロ&ジョーカー。このあとのトーナメントは、普段どうりに。

9. Cheech & Cloudy vs. Delirious & Hallowicked

10. Chris Hero & Claudio Castagnoli vs. Ranmaru & Sumie Sakai
女子だからといって、変に意識した素振りをしないヒーロー&ダブルC。チームJdもがんばってはみるが・・・・・・。


11. Team DDT (KUDO & MIKAMI) vs. Team K-Dojo (Yoshiaki Yago & MIYAWAKI)
DDTがテクニコでK−DOJOがルードのような図式に。矢郷の迫力のあるキックやMIYAWAKIのズルさの光った上手い試合運びにK−DOJOのペースで試合が進む。
KUDOの機動力が観客を立ち上がらせるほどのエキサイティングな試合に。


12. Eddie Kingston & Sabian vs. Joker & Necro Butcher
「BLK OUT」対ネクロ組は場外戦ありのハードコアな展開に。もちろん、デスマッチではない。

DVD−R三枚組で約370分。各試合は、テンポよく決まっていくので、ついつい見てしまいました。Team WWF (CP Munk & Colt CaBunny) vs. Matt Turner & Anthony Francoは、どうなることかと思いましたが、このタッグトーナメントに「CZW&ROH」の流れを持ち込むようなことにはならなかったのは、ネクロたちが大人だったからか?
全体的に「闘い済んで、ノーサイド」といったムードで、チカラらしい清々しいプロレスでした。