Feb. 20, 2005 ”Tag World Grand Prix Night 3
いよいよ、第一回TWGPの最終日の模様を。
(Disk1)約116分
1. Jimmy Jacobs, Danny Daniels & Allison Danger vs. Eddie Kingston, DJ Hyde & Jon Dahmer
「負け組」の人たちのタッグマッチ。チカラらしいやりとりは、かなりあって、この会場を暖めたと思います。
2. Kevin Steen & El Generico vs. Mike Quackenbush & Chris Hero
これより、「TWGP」トーナメントに。
「IWS対CHIKARA」の対決となった一戦。
ヒーローのキャッチレスリングに対し、ジェネリコの怪しいレスリングテクが。
「ハンセンエルボー」自爆合戦などお笑いも。
3. Mad Man Pondo & Necro Butcher vs. Jigsaw & Sabian
バカガイジンズの横綱相撲のような感じで主導権をほとんど握っていたのだが・・・・。
4. Claudio Castagnoli & Arik Cannon vs. Jolly Roger & Lance Steel
個人的には、Jolly Roger & Lance Steel 組の動きに注目。
日本で言うと、元イーグルプロレスの近藤博之が得意とするようなユーモラスで、かつ、独創的なワザを繰り広げています。
5. Billy Ken Kidd & Ebessan vs. Skayde & Milanito Collection AT
ここでしか実現できない「夢のカード」では?日本フアン向けに。
このメンバーのなかで、Milanito Collection ATが役者が違うと言われそうですが。
(Disk2)約118分
6. Arik Cannon & Claudio Castagnoli vs. Jigsaw & Sabian
7. Mike Quackenbush & Chris Hero vs. Billy Ken Kidd & Ebessan
前々から、疑問に思っていたのが、CHIKARAはどうみても、「プロレスヲタ」ということ。
この試合で、ヒーローとクアックが、どれだけ「大阪プロレス」を意識しているのかをチェックしてましたが、これを見ると、どうみても確信犯ですな。
8. Matt Turner, Anthony Franco, Lucky & JC Ryder vs. Icarus, Gran Akuma, Beef Wellington & The Bear
9. Shane Storm, Trik Davis, Emil Sitoci, Version 2.0 & Darin Corbin vs. Davey Andrews, Cheech, Cloudy, Shane Hagadorn & Larry Sweeney
この二試合は「箸休め」といったところか?
チカラならではの「純粋に明るいプロレスを」といった感じで、「初顔合わせ」ということもありながらも、見事に仕事をこなしております。
10. Chris Hero & Mike Quackenbush vs. Arik Cannon & Claudio Castagnoli
同じ試合スタイルの二組。試合のほうも、地味ながらも「キャッチ&ジャベ」という欧州やルチャリブレの関節技合戦に思わず、見入ってしまいます。
これからのストーリーラインのこともあるのか、ヒーローがクアックをダブルクロスというお粗末なオチ(ネタバラシ、イクナイ!ホントハ)。
第一回ということもあって、全体的に見ると、成功といったところでしょうか。
細かいところをあげていくとキリがないのですが、これだけのタイプの異なる選手をよんできて、三日間かけてトーナメントを行うということは、画期的なことだと思います。
第二回となった今年も、日本からも多くの選手が参加し、レスリングスキルもアップし、キャラも盛りだくさんと充実したものになっております。
「客入り」の面からいうと、「成功」とはいえないんですが、これからもCHIKARAには毎年続けていってほしいものです。