Best of MXPW Vol. 1 (DVD)
「Maximum Xtreme Pro Wrestling」という団体からリリースされた「Best of MXPW Vol. 1 (DVD)」。
詳しいことについてわからないのだが、実況解説やメンバーから見ると「フロリダ」あたりの団体らしい。
DVDについては、やや「Highspots」ものに似ていて、このような画面が
出てくるのだが、「チャプター割」してないため、そのまま「再生」に。
それでは、レビューを。
1. Aaron Epic vs. Alex Pourteau
ダラスGWFで活躍していたAlex Pourteau。すっかり「中年」らしい姿に。
約四分という省エネファイトに何もいえない・・・・・。
2. Bruiser Bradley vs. Preston James vs. Lex Lovett vs. Kahagas
Bruiser Bradleyは、大日で「ODD」、Ｉジャには「ブルーザーコング」で来日してた人。
Kahagas って、東洋人系レスラーが。
なんか、ドタバタしている内に、終わっちゃってたみたいな。8分くらいで終わりましたが。
3. Steve Madison vs.Dennis Knight
Steve Madisonが ベビーフェイスで、Dennis Knightがヒールという図式ですわ。
この後の試合にも、絡んできますんで頭の隅にでも入れておいてくださいね。
4. Warlord vs. Apollo
懐かしいとしかいいようがないWarlord。「筋肉オバケ」とかいわれるレスラーは、パンチやキック、クローズライン出して、締め上げるくらいしかないので、ツライですよ。見ているほうが。
このあと、先ほどのDennis Knight、The Blackharts らヒール軍が乱入してノーコンテスト。
New Jack & Hack Myersらも救出に入り、この後の試合に。
5. Vandalz vs. Black Market
タッグマッチですが、地元ローカル色の出たチーム同士で、お客さんも感情移入しやすくて、わかりやすい。
6. Norman Smiley vs. Chaz
「黒い藤原」こと、久々に登場のNorman Smiley 。 Chazって、WINGの初期にタグボートテイラーらと来日してた選手か?もし、そうだとしたら、当時の「ライトニングキッド」みたいな線の細いイメージがなく、レイヴェン風のコスチュームに。
試合のほうは、Norman Smileyが ただ攻め続け、Chazがコミカルにやられまくるみたいな展開に。
7. New Jack & Hack Myers vs. The Blackharts (Cage Match)
先ほどの遺恨を引きづって、Cage Matchに。
こういう状況だと、New Jackのワンマンショーといっても過言ではないでしょう。
「高所ダイブ」はないものの、鎌とかで相手を容赦なくメッタ打ちにする姿は、「ベビーフェイス」だから、見る側にしたら気持ちがいいかもしれないけど、相変わらず、狂いっぱなしだなぁ。
またしても、ヒール軍が乱入し、ノーコンテスト。
客としたら、イライラしたくなりますわな。
8. AJ Styles vs. Christopher Daniels
「名勝負数え歌」といって、余計なことは語らなくてもいいカード。
入場してきたAJ Styles を Christopher Danielsが襲撃。
Danielsペースで試合が進むが、いいところでクリスセーベンの不可解な乱入でパー。
自分がここのジュニアのベルトを持っているとはいえ、そんなことやったら、試合が終わってからにせーよ。
まったく。
ここの団体は、「乱入→ノーコンテスト」のオンパレードじゃねぇか!
9. Dusty Rhodes vs. Barry Windham (Bullrope Match)
NWAのトラディショナルなレスリングを思い出させるようなカード。試合形式が「ブルロープマッチ」と楽しみですな。
場外でカウベルで殴りあうといった荒っぽさ。
Dusty Rhodesがジーパンでなく、レスリングタイツというのも珍しい。ただ、Dusty Rhodesらしいパフォーマンスがやや少ないように感じましたよ。
で、試合が終わると同時に唐突に再生も終了。(約88分)
けっこう、期待できる試合が収録されていると思いつつも、「ＴＶマッチ」なのか、不完全燃焼な試合が多いこと。あと、「Norman Smiley vs. Chaz 」あたりから「マスターテープの傷による画乱れ」が目立ちます。
客席の最前列に、やたらと子供が多いこと。試合よりも子供たちのリアクションや表情のほうがシビアなのが気になったＤＶＤでした。
