Caged Fury June 5, 2004
○ジョンマッケンジー対ジミーレイヴ
「IWCデビュー」となるレイヴ。
お互い、クリーンファイトで相手を攻めていく。
マッケンジーも打点の高いドロップキックなどヒットさせるが、レイヴが勝利。
○ニュージャック対Tランチュラ
いつものように入場し、マイクアピールをするニュージャック。試合形式は、「ウェポン(凶器使用)マッチ」ということで、ニュージャックの得意とするもの。
すると、セコンドにSダークを連れたTランチュラが入場し、二人がかりでニュージャックをいたぶる。
さすがのニュージャックもこれではなにもできず、あっさりとフォール負け。
シェリードゥーが救出に入るものの、まったくといっていいほど、救いようのない試合に。
コレは、当てにしないほうがいいです。
○スーパーヘンタイ対カブキキッド
なぜか、「DDTプロモーション」と紹介されたカブキキッド。この団体では、「DDT」が新党しているということか?
試合のほうは、ジュニアらしく、小気味よく動くファィトなので、見ていて気持ちがいい。
○クリスセーベン対CMパンク(IWCスーパーインディー)
セーベンが保持するタイトルにパンクがチャリンジする一戦。
お互い、百戦錬磨ということもあって、早い展開の試合に。
至近距離からのドロップキックなど、予想できないような攻撃にお互いとまどいながらも、セーベンがうまく勝ちをもぎ取る。
○シェリードゥー、グレンスペクター対エリックエクスタシー、セバスチャンダーク
なかなかの連携を見せるシェリーとグレン。
だが、グレンとエリックになると、どうしてもセクシャルな展開に・・・・・。
○アルTダム対ジョッシュダニエルズ
先ほどと違い、オーソドックスな試合運びに。地味ながらも味のあるレスリングを見せ、ダニエルズが手堅く勝利。
○ソルジャー対ジェームスキーナン
来週、日本に帰国が決まっているソルジャーの「壮行試合」。
キーナンも実力者で、アルゼンチンの体勢から、バックブリーカーにいったり、トップロープの「拝み渡り」から、ネックブリーカーとソルジャーを予想がつかないような動きで追い込む。
コーナーにきたところをたくみに丸め込み、「ラストマッチ」を白星で飾ったソルジャー。
試合後、自然とセレモニーが。観客がスタンディングオーベーションでソルジャーを見守る中、代表より、
「ソルジャー。日本に帰っても、君はIWCだ。そこで、このIWCインターナショナルヘビータイトルに認定する。」と新しいベルトが贈られる。
○クリスキャンディート、マイケルシェーン、X対
ブバ・ザ・ブルドッグ、ジミーベガス、デニスグレゴリー
メインは、金網デスマッチ。試合形式は、クロケットプロモーションで行われていた「ウォーゲーム」(時間差で各チームの選手が入場し、全員がそろったところで)
ベガス対キャンディートで始まり、グレゴリー、シェーン、ブルドッグの順で入場。
キャンディート軍のXが、IWCの代表Nコナーだったが、入場のさい、ブルドッグがあけたドアが額を直撃し、流血したまま、うずくまる。
そんな中、急遽、CMパンクが代わりに入場し、キャンディートらに加勢。一人づつ、オーバー・ザ・トップーロープでリングから出し、一人残ったベガスに、シェーン、キャンディート、パンクがトップロープからの攻撃。
コレで動きの止まったベガスは、タップせざるを得ないことに。
二日続けて、IWCを見たが、ここの団体は地元勢が、派手さはないが、しっかりとした試合をしているので、地元密着型として常連ファンに支持されている。そして、マニアのためにも、ネームバリューのある選手を呼んで、地元勢や他団体で実現しているようなカードを組んだりしているので、チェックする価値のある団体だと思います。