Cleveland All Pro Wrestling 'Ultimate Showdown' Cleveland, OH 4/9/06 ①
以前、取り上げたCleveland All Pro Wrestling (CAW)。
リングサイドの市販ビデオカメラのみの映像のため、買うのをやめたのだが、そこそこいいカードがメイン憎まれていたので、思わず購入。
今回は、カメラ固定とリングサイドの切り替えで、少しは見やすくなったか?
ところが、専用の照明器具がないため、(館内の蛍光灯の光のみ)暗くてわかりにくいとこも。
(Disk1)
Jefferson Starr, Ironman, & Bouncer vs Ryan Rusch, Barry Saggitarious, & Brandon X
第一試合の六人タッグ。
ヒール側のRyan Rusch, Barry Saggitarious, & Brandon Xらは、パブリックエネミーやニュージャックを
モチーフとした「ヲタ」なコスチュームで。
ベビーフェイスサイドのJefferson Starr, Ironman, & Bouncerは、アイアンマンがエリンジャーバーグ似の引き締まった体つきで、あとの二人がアメリカ特有の肥満体型。
試合のほうは、体とは違い、結構動くし、ジャパニーズムーブほとり入れたファイトスタイルのバウンサーがなかなかいい。アイアンマンもピンクのタイツに、なぜか、「戦隊もの」みたいなピンクのスカーフを巻いて試合をしているが黒人特有の体の瞬発力のすごさは、お手の物。アイアンマンがつかまるけど、バウンサーに変わると、ほとんど、ベビーフェイス側のペースでオープニングを沸かせて見せた。
Kenny Hendrix vs. Chris Cronus
いかにも若手といった感じのふたりともマッチョマン系レスラー。
なんか、ドロップキックも当たりが浅く、バタバタした感じ。
とりあえず、ぶつかり合いやロープに振ってのショルダースルーなど、大味で眠くなりますわ。
Da Munchies vs. JT Lightning & Johnny Walker
コミカル系のマシーンズは、ファイトスタイルが、ジミーバリアントのような客の反応をうかがうタイプ。
ずんぐりむっくりの体型でありながら、そこそこ、身のこなしの軽いタッグプレーを。
ライトニングたちの女子マネがちょっかいを出したりするため、ディーロゥ似のDick Trimminsが女子マネを捕まえ、自分のマネージャーに、お仕置きを。調子に乗って、Trimminsが手を出そうとしたところを火炎が。
のたうちまわるDick Trimminsを後目に、涼しい顔で控え室にもどっていくライトニングたち。
Lars Rockne vs. H8 Pac
Bane & Ray Rowe vs. Vincent Nothing & Christian Faith
スープレックスマシーンというタッグチーム名で入場してきた Bane & Ray Rowe 。ふたりとも、パワーファィターって感じの外見なのに、ベリートゥーベリーや、サイドスープレックスなど、スープレックスという名のワザのみをバンバン使ってくる。スタイナーズのようなかっこよさはないけど、好きだなぁ、こういうのって。
Tag Team Championship: Virus & Unknown (C) vs. Johnny Gargano & Dios Salvadorr
チカラなどにも出ているチャンピオンチームのウィルスとアンノウン。
ということもあって、アップテンポな感じのレスリングに。チカラでも行われてもおかしくないような試合だったが、途中、Gargano とSalvadorr間で「仲間割れ→試合放棄で一人だけ控え室へ」ということで、せっかくいい感じだったのが、水を指されたような感じに。