'Uncaged Fury' Elizabeth, PA 7/7/06 (DVD-R)
一昨年から、7月上旬に行われる大会を「caged Fury 」ということで、メインでは、金網デスマッチを行っていたが、今回は、'Un' がついているので、金網はなし。
(約152分収録)
1. Jason Cage vs. Jimmy DeMarco
うさんくさいとしかいいようがない、ヒールのデマルコ。
試合のほうは、レフェリーが注意しているのに、イスを持ち出し、堂々とケージを殴って、反則と。
うーん。
2. Special Challenge Match: Ricky Reyes vs. Larry Sweeney
「Special Challenge Match」と銘打たれたのだが、果たして、ライアス?それとも、スイーニー?
生真面目というか、ストレートな攻撃をしてくるライアスに対して、一昔前のヒールレスラーのようなサミングとかズル賢いスィーニー。一見、おちゃらけに見えるスィーニーも、オルードスクールな攻めがうまくなってきましたね。間の取り方とか。ということもあって、「あぁ、やっぱりね。」と言いたくなるようなフィニッシュに。
3. Troy Lords vs. Vendetta
この試合については、正統派というか、真正面からぶつかってくという普通の試合といいましょうか?
IWCは、こういう変なギミックのない試合とかで、しっかりと見せてくれる団体なので、いわゆる「青田買い」という感じで見るのもいいかも。
4. Chris Hero & Claudio Castagnoli (The Kings of Wrestling) vs. Jason Gory & Shiima Xion
いまや、ROHでは欠かせないヒーロー&カスタニョーリに、IWC出身のゴーリー&ザイオンがチャレンジという図式に。
出だしは、ヒーローたちが、ザイオンに花を持たせる感じでワザを受けていく。コンビとしては、キャリアを積んでいるゴーリー&ザイオンは、積極的にせめて行くものの、ヒーローたちから「余裕」を奪うほどにはいったってなかったようで。
5. IWC Tag Team Title: The Cleveland Mafia vs. The Gambino Brothers Moving Company
Jロックたちのクリーブランドマフイアのタッグ王座に、ミッキー&マーシャルのガンビーノズが挑戦。
お互い、ダッドリーボーイズを彷彿させるようなタイプで、パワーに連携がうまく融合したかのようなチーム。
この中で、体格的にやや劣るミッキーが、マフィアに捕まる。マーシャルもカットに入りたいのだが、なかなか、そのチャンスがめぐってこない。
トップロープからのブレンバスターを狙おうとするところを「救出」にいったマーシャルだが。
このあと、マーシャルが捕まってしまい、そのまま、クリーブランドマフィアの餌食に。
6. IWC Super Indy Title: Delirious vs. Christopher Daniels
セコンドについたディジーヘイズが、デリリアスがピンチになるたびに、ダニエルズの足を引っ張ったりする。
最初は、無視していたものの、相変わらず続くため、ヘイズがコーナーに上って、レフェリーの目をそらそうとしたところを、ダニエルズがヘイズとデリリアスを同士討ちに成功。そのまま、丸め込んで勝利を確信したダニエルズだったが、デリリアスに返されてしまう。入ったと思ったダニエルズの背後から、デリリアスがすかさず・・・・。
7. Jason Cage vs. Jimmy DeMarcoGrudge Match: "Fabulous" John McChesney vs. Low Ki
三月に行われたリターンマッチが、今回実現。
いきなり、コーナーのトップで腕ひしぎ逆十字を決めようとするロゥキー。お客さんの声援は、「マッケンジー」に集まるが、試合中、歓声が起こるのはロゥキーのワザ。
前回同様、キックの連打や、水平チョップの乱れ打ちを浴び、防戦一方のマッケンジー。
トペスイシーダとか出していくが、後が続かない。
コナーで逆さづりにされ、ロゥキーがトップロープからのダイブを狙おうとしたところをキックで阻止したマッケンジー。
これからというところで、20分時間切れに。どちらかというと、なんとか逃げることができたという疲労困憊のマツケンジー。
この試合では、「リプレイ」として、このような演出が。
「リプレイ」画面が、セピア色になって表示されるが、スポーツなどのビデオ製作をウリにした「デシタルホライゾン」としては、もっとまともな見せ方で編集できると思ったんだけど。ややしらけましたね。
8. War Games-Style Extreme Rules Match: The Unholy Alliance vs. Team IWC
まず、シェーンダグラスが、リング上でアピールしていると、The Unholy Alliance(以下「UA」) の
シェリードゥーが、バルコニーから、ケチをつけると、Team IWCのデニスグレゴリーが絞首刑用のロープを持って、乱闘を。
ウォーゲームとして、セバスチャンダーク(UA)、Mドッグ20(IWC),ヘンタイ(UA),ボーレン(IWC),アビス(UA)の入場。IWC側からの選手登場のカウントダウンが始まるが、誰も出てくる気配なし。
ドゥーがマイクでバカにすると、さきほどの大激戦を終えたマッケンジーが足を引きづりながら登場。
先ほどの試合のダメージがひどく、歩くのがやっとのマッケンジーに、UA全員にヒザを狙われ、退場に追い込まれてしまう。
すると、入場ゲートに、この男が。
果たして、どちらにつくのだろうか?
今回、映像として、気になったのが、固定カメラとハンディカメラとの切り替えの際に、画面がほんの一瞬、真っ暗になってしまう箇所がところどころに。
ラスト4試合は、なかなか白熱した好試合なだけに、ザンネンですね。