SHIMMER- WOMEN ATHLETES Vol. 4 (DVD)(約137分収録)

mugiwara-kun2006-08-30


例のごとく、「SHIMMER- WOMEN ATHLETES 」の四巻目を。


1. Nikki Roxx vs. Amber O' Neal

日本に来日したことのあるニッキーロックス。こちらは、女子プロレスラーといっていいような体型だが、TNAとかに出ているオニールは、よく見るとそんなに若くないような。(苦笑)どちらかというと、マネージャーあがりみたいで、ワザとかもなよなよっとしているというか、体力がないため、アームホイップとかで投げると高くあがらず、カタチがくずれたようなフォームで見ていられない。(こういうのが、「キャットファイト」らしいんだけども・・・・。)

ということもあって、難なく、ロックスがタップを取る。

2. Shantelle Taylor vs. Ann Brookstone

アンブルックストーンは、どう見ても、近所にいるような中年女性のようなルックス。
力まかせに、押していこうとするが、ティラーのスクールボーイなどの丸め込み系のワザ連発で、あっけなく3カウント。

3. Malia Hosaka & Lexie Fyfe vs. Cindy Rogers & Lorelei Lee

前回のDVDで、「SHIMMER デビュー」したベテランのマリアホサカ。
今回もタッグでLorelei Leeと対戦。
体力がないというか、できてないようで、ワザのフォームとか崩れちゃってて、だらしがないんですよ。

タッグチームとして、連携を大切にして、試合運びをしていたホサカの経験が、自軍に勝利を呼び込んだといっていいかと。


4. Allison Danger vs. Tiana Ringer

5. Sara Del Rey vs. Rain

「ボーリン!」という野次が出るかと思いきや、客はしっかりと見ているセーラの左腕への集中攻撃。新日LA道場出身ということもあって、優等生らしくセオリー通りの試合運びを。

ところが、男性客の「レイン!」コールに感情的になり、アームロックを振りほどいてしまうセーラ。

それをチャンスとばかりに、反撃に転じるレインは、「ロープにふって○○」のような攻撃パターンで攻めるが、セーラには余裕が見える。

6. Cheerleader Melissa vs. MsChif (Falls Count Anywhere Match)

第一回の大会で対戦したことのある二人。前回、場外でかなり荒れたので、今回は「エニウェアフォールマッチ」に。
メリッサが女版スーパードラゴンのような感じで、不器用ながらも力を込めた水平チョップとエルボーの乱打やサーフボードストレッチからのストンピングなどを見せると、ミスチェフは、デリリアスばりに奇声を上げてのテクニシャンぶりを披露するかのような攻めを。

10分以上たっても、リング内でやりあうが、ミスチェフの蹴りで場外へ出されたメリッサを追いかけるのを合図とばかりに、ストリートファイトへ。もちろん、会場を出て、通りで「暗黒街」状態になったりと荒れた展開に。

こういう試合形式に慣れているメリツサのペースで進み、パイプイスを片付ける引き出しから、台車を取り出し、ミスチェフを乗せて、エプロン下へ。アメリカのリングには、中央に柱がないことが多く、反対側のフェンスまでいって衝突というコミカルなシーンも。ミスチェフの毒きりをイスで防いだメリッサは、そのまま、ミスチェフをつれ回し、変形のキャメルクラッチでタップアウトを。

かなりのロングマッチになりました。

7. Daizee Haze vs. Rebecca Knox

今回のウリともいうべきカード。

先に入場してきたレベツカは、ハイタッチを求める客に対して、文句をいい、アイルランドの国旗を振り回すファンには笑顔で。ということで、場内のファンは、レベツカをヒールとしてみなし、ブーイングを飛ばす。
ヘイズは、ROHのときとは違い、愛想よく客とハイタッチをしたり、ポーズを取ったり写真を取らせたりと。

レベッカは、レフェリーの「もみあげブレイズ」のチェックに対し、いったん拒否し、反対にレフェリーであるブレイズをチェックし、お尻に張り手を見舞うという気丈なとこを。

試合開始と同時に、コーナーのトップにのぼり、ファンの声援合戦を制したのは、もちろん、ヘイズ。


ということもあってか、普段とは違い、とにかく、積極的にグラウンド合戦では、レベッカがリード。
さらに、ヘイズが攻めようとしたとたん、場外に出て、相手のペースを乱そうとするレベッカの試合巧者ぶりが。

試合が進むにつれ、さらに荒れ模様になり、ヘイズはレベッカの攻めに防戦一方。
ブリッジを生かした鎌固め似のアームロックなどを次々と出していくレベッカ。フォールやギブアップを許さないヘイズ。

試合は、このまま、進んでいくことに。


最後に、メガネ姿のセーラがSHIMMERについてのアピールを。

次回、第五回目のセーラのカードが紹介され、次回へ。


グダグダな技の応酬のSHIMMERのイメージが強かったけど、今回のDVDは今までの中で一番よかったような。
特に、レベッカノックスのヒールファイト。これは、見ておいたほうがいいです。

こんな感じで「レッスルEXPO」のトーナメントに出てほしかったと悔やまれるのですが。