1PW ’Fight Club 2’ 7/1/06 ②

mugiwara-kun2006-09-22


昨日に引き続き、1PW「Fight Club 2」のDisk2(約111分収録)の模様を。


1. Iron City Street Fight: Sterling James Keenan vs. Spud

IWCでおなじみの若手ヒール、ジェームスキーナンが、ハードコアマッチらしく、アイテムの入ったゴミ箱を持って入場。クラウディ似のスピュッドは、工事現場のポールをキーナンに投げつけ、そのまま試合開始。

竹刀をもって、スピュドを襲うキーナンが試合をリード。そして、スピュッドを流血に。

場外のラダーを利用して、約20フィートの高さからのスワントーンボムで試合の流れを変えようとするが、キーナンのイキオイは衰えず。

試合後、チームスプリームもやってきて、スピュッドをいため続ける。


2. 1PW Tag Team Title Match: Jody Fleisch & Jonny Storm vs. Team Supreme

先ほどの試合に出てきたチームスプリームが挑戦者。

ダッコちゃんこと、ジョディフラッシュに照準を絞り、タッグマッチらしく、巧みな連携を駆使して試合を優位に。

フラッシュが、Jストーン?をスイングDDTから、ストームの「セブントェンティDDT」でフィニッシュ!

なかなかの好試合でした。

3.1PW World Title- 2 out of 3 Falls Match: Steve Corino vs. Doug Williams

チャンピオンのコリノに、ダグウィリアムスが挑戦する「60分三本勝負」で。

まず、お互い、お得意のレスリングで、相手の腕を取ったりとクラシックな展開に。

コリノって、ゼロワンだと、「チョーシュー!」とかいって、腕をグルグル回してのラリアットとか「物まね」(お笑い)に走るのですが、ここでは、昔のNWAやAWAチャンピオンをフレアーやガニア、ボックインクルにレイスなどを思わせるような間を大切にしたレスリング。そして、「ウィリアムスが英国出身だから、米国のコリノはヒール」つていう図式にならず、正攻法でじっくりと相手のスタミナを奪い、ギブアップを誘うという渋好みのレスリングは、見ごたえ十分。

そんな中、ウイリアムスの急所蹴りから、試合の流れがアップテンポに。

コリノが丸め込もうとしたところを、ウィリアムスがそのまま、座るようにしてコリノから一本目を奪取。


信じられないとばかりに、唖然とするコリノに対し、ゴングと同時にスクールボーイやローリングクラッチホールド、逆さ押さえ込みで短期決戦に。ところが、コリノとともに場外に転落したウィリアムスは、リングに戻れず、イーブンに。

決勝ラウンドは、あとがないだけに、両者とも慎重にクローズラインなどを切り替えしていく。

ウィリアムスは、自ら放ったローリングジャーマンの着地で、首を痛め、動きが止まる。そこをコリノが、攻めようとしたところで、タイムアップの両者ドローとなり、コリノタイトル防衛に。



以前見た、1PWが「ECW復興」みたいな感じがして、期待してたのですが、地元の選手のリズムがややズレを感じ、違和感がありましたね。

セミとメインはなかなかよかったんですが、何度も見返すほどにはいたらず。