Sept. 9, 2006 "Expected The Unexpected" - Philadelphia, PA (約114分収録)
今回のレビューは、9/9に「CZWアリーナ」で行われた「夜の部」。昼の「クリスキャッシュメモリアル興行」にて、CZWのヘビー&Jrヘビーのタイトルが移動。ということもあって、多少、わかりにくいんですが。
1. JC Ryder & Lucky vs. Cheech & Cloudy
前回、チーチ対クラウディ戦の後、乱入し、クラウディを痛めつけたライダーとラッキー。チーチは、クラゥディを救出したようなカタチになり、今回、このカードが。
仲直りしたかのように見えたチーチとクラウディだが、チーチが、「オレのほうが格上だ!」とばかりに、クラゥデイを見下すような。
2. B-Boy vs. Nick Gage vs. Claudio Castagnoli
ルフィストのアイアンマン王座の挑戦者を決める3WAY戦が。
カスタニョーリが、小ばかにしたかのような仕草で、試合を進めていく。
これに、頭にきたB−ボーイとゲージは、手を組んで、カスタニョーリを痛めつけることに。
B−ボーイが勝利し、ルフィストと対戦へ。
3. B-Boy vs. Lufisto
作戦的にはよかったものの、B-ボーイには通じず。逆に反撃されることに。
久しぶりに、CZW登場のネィトウェブがフォローし、ルフィストがタイトル防衛。
しかし、試合後、ゲージがルフィストに物言いを・・・・。
4. DJ Hyde vs. Mana
いわゆる「トライアウトマッチ」のようなカタチでCZWに登場のマナ。
他のインディー団体で、デスマッチをしているだけあって、ハイドには何もさせず、ひたすら、せめていく。
場外戦でも、ハイドと互角に渡り合ったが、リングに戻って、イスでハイドを襲撃しようとしたところを背後から、メィヴェンにイスを取り上げられ、ハイドの強烈なイスでの一撃を喰らい、KO!
試合後、観客の反応はよく、「プリーズカムバック」や握手を求めようとする常連ファンも。
5. Adam Flash vs. Nate Webb vs. Beef Wellington
CZWでは、同じベビーフェイス同士ということもあって、ビーフとウェブが共闘。
途中、仲間われになり、腕の取り合いをするが、どこか波長が合うのか、また仲直り。
再び、二人で、フラッシュを攻めていくのだが、メサィアが乱入し、ビーフをリング外にだし・・・・。
6. Sonjay Dutt vs. Jigsaw
昼の部で、セクシーエデイを破り、Jrタイトルを奪取したサンジェイ。勢いに乗っているということもあり、こんなポース゛から、あのワザを見せるほどの余裕を。
ジグソーも、隙をついて反撃。
アックスギロチンを決めるものの、またしても、チームメイトのメサィアが・・・。
7. Ricky Reyes vs. Justice Pain
まずは、ブラックアウトが。ニューメンバーとして、ライアスが加入したのと、昼の部で、クリスヒーローのオープンチャレンジでCZWヘビー級王座になったキングストンのマイクが。
タッグのベルトをライアスに嬢渡しようとしたところを、コミッショナーのメイヴェンにタッグベルトをはく奪されてしまう。
メイヴェンと入れ替わるようなカタチでペインが入ってきたが、数分でブラックアウトの乱入により、ペインの反則勝ちという不完全燃焼に。
「オヤブン」が、ペインの救出に入ってくるものの。まぁ、いいでしょう。このストーリーは・・・・。
8. Barbed Wire Corners & Barbed Wire Tables - Danny Havoc vs. Drake Younger vs. Deranged vs. Toby Klein vs. Necro Butcher
まず、ハボックとヤンガーが。
試合前、ハボックがマイクを取ると、メイヴェンに、「この前のワイフビーター戦で、自慢のアフロが台無しになったのはどういうことだ!」と詰め寄ると、メイヴェンと口論になり、外へ追い出す。
まず、ハボックとヤンガーでシングルマッチをしているところに、怒り心頭のメイヴェンが、ディレンジドを連れてきて、ハボックに制裁を。しかし、ハボックとヤンガーが、手を結び、ディレンジドをいためつける。
すると、レィナードスキナードの名曲「フリーバーズ」が流れ、館内、大盛り上がり。
場外でも、ネクロの勢いはとまらず。
この日は、裸足ではなく、シューズをはいているので、画鋲もなんのその。
ディレンジドが、ハボックと場外でやりあっている間に、ネクロとクラインのクレージータフバスターズは、ヤンガーを葬ることに。
試合後、ヤンガーとハボックを称えるクレージータフバスターズ。
リングに降りると、クラインが電動ドリルで、おなじみの「甚平さん」いじりを。
バックステージのインタビューで終了。
ストーリーのもっていき方が、相変わらず、中途半端なため、感情移入しにくいですね。
メインについては、それほど悪くないと思いますが、予測のつくような乱入劇だけは、カンベンしていただけたらと。