Super Indy III May 8th, 2004 West Mifflin, PA - CCAC South Campus(約178分収録)

やや古い作品だけど、トーナメント参加選手は、なかなかの実力者揃いだし、ほかの試合もネームバリューのある選手が多いので、いまさらながら、レビューを。


試合前に、ニュージャックが、子供たちをリングに上げ、ボランティア活動の一環?のマイクみたいなことを。(英語がからっきしできないため、すまん。)

「Super Indy III First Round」より、

Glenn Spectre vs. Chris Sabin

この数日前、FUCK,DDT.SGPなどに来日していたグレン。相手がセーベンということもあって、男色なしのオーソドックスなレスリングで真っ向勝負を挑む。善戦したものの、実力を認めたセーベンとクリーンに握手。

CM Punk vs. Sonjay Dutt

ダイナミックな空中戦を身上とするサンジェイ。パンクの「ジャパニーズスタイル」風のスタイルともいえる最上段からのパワーボム?に会えなく敗退。


Alex Shelley vs. Super Hentai

試合前、シェリーのマイクアピールに、ヘンタイは場外へラフを仕掛ける。どちらかというと、テクニシャンタイプということで、場外でのラフファイトに疑問視されたシェリーだが、お客さんのプラカードを奪って、ヘンタイを痛めつけたりとラフでも一歩も引かないことを証明。リングに上がるや、スクールボーイで執拗にシェリーを丸め込もうとする。逆にヘンタイは、シェリーにこの手で返され、手短に試合を終わらされた。

Onryo vs. Soldier

WMFから、「武者修行中」のソルジャー。日本では、先輩にあたる怨霊を相手に、ひけの取らないファイトで。ここでも、カウント3をレフェリーの手をつかんで阻止する怨霊に、ソルジャーに焦りの色が。怨霊を一瞬の隙で丸め込んだソルジャーだったが、これはカウント2。納得いかないソルジャーはレフェリーに抗議するが、これが仇となり、怨霊に丸め込まれ、二回戦進出ならず。

Fans Bring the Weapons Match
New Jack vs. Balls Mahoney

トーナメントの「中休み」にしては、かなり豪華なカードではないか!デスマッチヲタにとって。いろいろな生活用品の入ったカートを持ちこんだニュージャックは、さまざまなアイテムをリング内に投げ込んでいく。流血に追い込まれたマホニーも、アイテムをつかんで、ニュージャックを襲撃したりと、「ECW」さながら。

普通のプロレスのトーナメントに、こういうデスマッチを組むあたり、ここの団体の関係者は、かなりのプヲタかも?


Super Indy III Second Round

Chris Sabin vs. CM Punk

キャリア、実績の面から見るとパンクにやや分がある用に見えるが、セーベンはそんなことお構いなしに、全力ファイトでパンクに向かっていく。それが結果に結びつき、セーベンが決勝へ。


Alex Shelley vs. Onryo

紙テープ(トイレットペーパー)が飛び交う中、スクールボーイで短期決戦を狙おうとする怨霊。つづいて、「怨霊クラッチ」でシェリーを追い込むが、これはカウント2で。攻めあぐねる怨霊の一瞬の隙をついて丸め込んだシェリーが決勝に。

IWC World Heavyweight Title Match
Dean Radford vs. Eric Xtasy

「武闘派」ラドフォードに対するのは、色物系のエクスタシー。エスクタシーのアピールで、客席の声援合戦とかに付き合うラドフォードだが、時間がたつにつれ、自分のペースに。ところがレフェリーが乱闘に巻き込まれたところを日計らって、一人の男が乱入し、ラドフォードを襲い、エクスタシーを手助け。そのまま、カバーに入ったエクスタシーに気がついたレフェリーは3カウントを入れてしまい、エクスタシー新王者を宣告。


Super Indy III Final Round
Chris Sabin vs. Alex Shelley

これからの米インディーを担う二人の対戦に。お互い、何度も戦っていることもあってか、手の内を知っているだけに白熱した試合に。

IWC Super Indy Title Match
AJ Styles vs. Christopher Daniels

ROH,TNAなどで実現している「名勝負数え歌」が、ここでも実現。お互い、「インディー」だからといって、見下すことなく、ここでももてる力を出し尽くすような全力ファイトに。なかなか、カウント3を許さないだけに、カウントが入らない悔しさに落胆する両雄ではあるが、客席はさらにヒート。かなりのロングマッチになった熱戦を制したのは・・・・・。


IWC Tag Team Title Match
Matt Cross & Josh Prohibition vs. Southern Comfort

現Mドッグのクロスとプロビションの「バックヤードレスリング」チームに、「お前らなんか、若造ににあわねぇ」とばかりに、喧嘩をふっかけていったベテランのスマザースとハムリック。その言葉どおりに、ラフファイトで若い二人の動きをきっちりと止め、手堅く、王座を手にいれたのは、彼ららしくていいですね。



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