Final Battle 2006- New York, NY 12/23/06 (約211分収録)
ROHの06年の締めくくりともいえるビッグマッチの「Final Battle 」。
今回は、メインはダニエルソンの持つROHタイトルを、ホミサイドとしてはもう後がないだけに背水の陣で・・・・。
オープニングでは、両者の会場入りの模様が。
そのあと、試合開始前に、サンタクロースがリングイン。すると、出てきたのは、プリミゥ。Tシャツを客席に投げ込んでいるところへ、ブリスコーズの手荒な挨拶が。
1.Christopher Daniels vs. Davey Richards vs. Jimmy Rave vs. El Generico (Four Corner Survival)
全員、クリーンに握手を交わしたが、流れとしては、「Christopher Daniels Davey Richards vs. Jimmy Rave El Generico 」のような感じでタッチを。
戦況を冷静に見つめていたダニエルズが、リチャーズ相手に攻撃を仕掛けたあたりから、4wayらしい、誰が試合輪決め手もおかしくないようなめまぐるしい展開に。
2. Adam Pearce vs. Ricky Reyes
ピアースとしては、同じチームメイトのハガドゥンの仇を取りたいところ。ライアスの直球勝負のようなストレートな攻めに対し、ハガドゥンがフェリーの目を盗んでのちょっかいを・・・。
3. Jimmy Jacobs & Brent Albright vs. Colt Cabana & BJ Whitmer
昨日の結果を受けてのタッグマッチ。
入場口に、ディジーが先頭に出て、カバーナたちと入場。かと思いきや、ジェイコブスたちの背後から、奇襲攻撃を仕掛けていったカバーナとウィットマー。そのまま、場外にもちこみ、カバーナたちのペースに。
4. Jay & Mark Briscoe vs. Chris Hero & Claudio Castagnoli
こちらも、昨日の決着戦のごとく、再戦に。
ヒーローから、リング上より、スィーニーが紹介される。
試合のほうは、ブリスコーのハイスパートレスリングに対し、キングオブレスリングもインサイドワークに長けたシアイハコビを。スィーニーも一切手を出さないこともあり、真っ向勝負に。
5. Nigel McGuinness vs. Jimmy Rave
第一試合終了後に、レイヴを挑発してきたマッギネス。
ということで、急遽対戦が。
グラウンドレスリングから、静かに始まり、レイヴのフェースロックやマッギネスのラリアットなどが炸裂するなど、どっちが勝ってももおかしくないような白熱した試合に。
6. CIMA, Shingo & Matt Sydal vs. Austin Aries, Roderick Strong & Delirious (Dragon Gate Rules Match)
ドラゲールールということで、場外に選手が出たら、ノータッチで別の選手がリングインしてもいい。
FIPで抗争中の鷹木とストロング、エリースとCIMAなどさまざまな組み合わせが。
ラストのほうは、瞬きする暇もないほどのスリリングなフォールの取り合いは見もの。
7. Bryan Danielson vs. Homicide (ROH World Title Match)
いつもと違い、握手をもとめるホミサイドに対して、ダニエルソンは・・・。
まずは、オーソドックスなレスリングでスタートしたものの、コルネット派閥の残党、ピアースとハガドゥンの乱入により、ノーコンテストが告げられる。これに、「してやったり!」と確信犯的な笑みを浮かべるダニエルソンが、バックステージへ引き上げていこうとすると、試合続行へ。
あわてて、戻ってきたダニエルソン。しかし、ホミサイドは右ひじを負傷しており、ダニエルソンはそこをアームブリーカー、チキンウイングとじっくりとホミサイドの右腕を・・・。
いい試合が多かったけど、「シメ」ということで、ややブックっぽい感じがしたのが、マイナスかな?