不滅の国際プロレス '75-'77 木村時代の夜明け 編②

mugiwara-kun2007-03-22



10 マイティー井上、グレート草津 vs マッドドッグ・バション、ジプシー・ジョー 1977.2.27後楽園ホール (9:25)

「IWAワールドリーグ戦」開催と同時に、井上、草津組がIWAタッグを返上し、トーナメントで王座決定戦を。

その井上草津の一回戦の相手が、バション、ジョーの「師弟コンビ」。
バションが、酒場の喧嘩でスカウトしてきたというジョーだけあって、試合のほうは大荒れに。

11 マッドドッグ・バションvsジプシー・ジョー 1977.3.15豊橋市体育館 (7:48)

「公式リーグ戦」ということで、実現したというこの組み合わせ。実は、この試合の数日前に仲間割れを起こしているということもあって、若いジョーがゴミ箱でバションに先制攻撃を。

バションも反撃に転じると、ところかまわず、激しい殴り合いが・・・。


12 グレート草津アニマル浜口vsビッグ・ジョン・クイーン、クルト・フォン・へス IWA世界タッグ選手権試合 1977.3.26蔵前国技館(23:27)

不覚にも、クインへスに タッグ王座を奪われた井上草津組。

そこで、草津は新パートナーに浜口を指名し、ベルト奪還を。

日本陣営は、個々に闘っているため、クイン、ヘスのカットに入られ、

反撃されてしまう。

そこで、日本陣営も、連携を駆使して反撃へ。

 

13 ラッシャー木村vsマッドドッグ・バション ワールドシリーズ勝戦(14:05)

ワールドシリーズに勝ち上がってきたのは、 木村とバション。

木村は、バションのヒザを狙っていくのに対し、

バションはラフ殺法に。

そして、木村を場外で痛めつけ、流血に追い込む。

リングインした木村に、パイルドライバー二連発を。

3カウントを迫るが、カウント2で返す木村。

これに、バションがレフェリーに八つ当たり。

レフェリーがダウンしていることをいいことに、タイツからチェーンを取り出し、


木村を大流血に。

木村は、バションからチェーンを奪うことに成功すると、クロスチョップ、ブルドッキングヘッドロックダブルアームスープレックスという必殺ワザのフルコースでバションを追い込む。

14 ラッシャー木村vsセーラー・ホワイト IWA世界ヘビー級選手権試合、金網デスマッチ 1978.1.19水戸市民体育館 (16:00)

金網デスマッチでは「無敗」を誇る木村だが、過去にホワイトとは引き分けが。

決着をつけるべく、金網マッチで。ホワイトは、場外へエスケープをし、鉄柱で相手の額を割るということで、自分のペースに持っていくのだが、金網でそのようなことができないため、木村が有利に見えたのだが・・・。


15 大木金太郎キム・ドクvsラッシャー木村グレート草津 インターナショナル・タッグ選手権試合 1978.2.22岐阜市民センター(19:44)

全日本プロレスでの、「オープンタッグ選手権」トーナメントで対戦しているが、両者リングアウトになっているということもあり、ある意味では雪辱ということか?


お互い、意地のむき出しの真っ向からのぶつかり合いが。大木と木村はヘッドバッド合戦を。

ドクと草津レスリングテクニックで。ただ、インサイドワークでは、王者組の大木ドクの韓国コンビが一枚上。

こうなってくると、両者とも感情的になり、リング上は大荒れに。