不滅の国際プロレス '75-'77 木村時代の夜明け 編②
10 マイティー井上、グレート草津 vs マッドドッグ・バション、ジプシー・ジョー 1977.2.27後楽園ホール (9:25)
「IWAワールドリーグ戦」開催と同時に、井上、草津組がIWAタッグを返上し、トーナメントで王座決定戦を。
その井上草津の一回戦の相手が、バション、ジョーの「師弟コンビ」。
バションが、酒場の喧嘩でスカウトしてきたというジョーだけあって、試合のほうは大荒れに。
11 マッドドッグ・バションvsジプシー・ジョー 1977.3.15豊橋市体育館 (7:48)
「公式リーグ戦」ということで、実現したというこの組み合わせ。実は、この試合の数日前に仲間割れを起こしているということもあって、若いジョーがゴミ箱でバションに先制攻撃を。
バションも反撃に転じると、ところかまわず、激しい殴り合いが・・・。
12 グレート草津、アニマル浜口vsビッグ・ジョン・クイーン、クルト・フォン・へス IWA世界タッグ選手権試合 1977.3.26蔵前国技館(23:27)
不覚にも、クインへスに タッグ王座を奪われた井上草津組。
そこで、草津は新パートナーに浜口を指名し、ベルト奪還を。
日本陣営は、個々に闘っているため、クイン、ヘスのカットに入られ、
そこで、日本陣営も、連携を駆使して反撃へ。
13 ラッシャー木村vsマッドドッグ・バション ワールドシリーズ決勝戦(14:05)
ワールドシリーズに勝ち上がってきたのは、 木村とバション。
そして、木村を場外で痛めつけ、流血に追い込む。
リングインした木村に、パイルドライバー二連発を。
3カウントを迫るが、カウント2で返す木村。
レフェリーがダウンしていることをいいことに、タイツからチェーンを取り出し、
木村は、バションからチェーンを奪うことに成功すると、クロスチョップ、ブルドッキングヘッドロック、ダブルアームスープレックスという必殺ワザのフルコースでバションを追い込む。
14 ラッシャー木村vsセーラー・ホワイト IWA世界ヘビー級選手権試合、金網デスマッチ 1978.1.19水戸市民体育館 (16:00)
金網デスマッチでは「無敗」を誇る木村だが、過去にホワイトとは引き分けが。
決着をつけるべく、金網マッチで。ホワイトは、場外へエスケープをし、鉄柱で相手の額を割るということで、自分のペースに持っていくのだが、金網でそのようなことができないため、木村が有利に見えたのだが・・・。
15 大木金太郎、キム・ドクvsラッシャー木村、グレート草津 インターナショナル・タッグ選手権試合 1978.2.22岐阜市民センター(19:44)
全日本プロレスでの、「オープンタッグ選手権」トーナメントで対戦しているが、両者リングアウトになっているということもあり、ある意味では雪辱ということか?
お互い、意地のむき出しの真っ向からのぶつかり合いが。大木と木村はヘッドバッド合戦を。