Feb. 16, 2007 "King Of Trios Night 1" - Hellertown, PA ①(約121分収録)
もはや、完全に定着したといっていい、チカラプロが、「SMV」系のみならず、わざわざ日本やメキシコからも選手を呼んで、三日間かけて行うタッグトーナメント。今年は、「六人タッグ」ということで、ルチャ的要素を取り入れたチカラとしては、面白くなりそうな予感。
なお、今回については、参加選手による「オープニングセレモニー」は、なし。
1. Hydralock Challenge
おなじみのハイドラによるオープンチャレンジ。
「ハイドラのフルネルソンに耐えることができたら、報酬をくれてやる!」ということです。
ということで、ウルトラマンティスが客を物色しているところに、ロビーエリースという大ベテランの選手が。
ベテランらしく、「ブックどおりにやったんだから。」と、マンティスから、こっそりとワイロ(賞金の$5000が!)がロビーの手の中へ。
そこへ、ミッチライダーとスイニーがロビーのもとへ。
「おい、この偉大なるレスラー、ロビーエリースさまになんてことしてくれやがったんだ。」(ライダー)
「ヌルヌル」を体に塗って、ポージングを取ると、スィニーたちも。
こうして、ロビーはスィニー&ライダーとともに、トーナメントに出場することになりましたとさ。めでたし、めでたし。
2. New Jersey All-Stars vs. Cheech & Cloudy
このブログでは「CZW」のカテゴリーで何度も取り扱っている二組。お互い、「手のあう」試合を。
ただ、チカラの場合だと、自らチャントを要求しているのに、「ブーイング」を浴びて凹んでいる?ラッキーのこんな表情が見れたりと、ユーモラスな一面も。
3. 2.0 vs. Jigsaw & Shane Storm
久しぶりに、復活となった『2.0』。その欠場明けのマシューズとジャガッドは、ストームにターゲットを。
ホームグラウンドというべき、IWSマットでは「抗争中」だが、コンビネーションとしては、まずまず。
翌日には、それぞれ、クアック、ボイエーを加えての「トーナメント一回戦」で対戦するだけに、今回勝っておきたいところ。
4. Los Ice Creams vs. The Order Of The Neo Solar Temple
アイスクリームだが、ひとり、なんか違うような・・・・。(苦笑)
でも、歩き方がみんなと同じように、ぎこちないから気のせい?
試合が始まると、向かっていこうとすると、「アイスクリーム!」といって、腰をツイストする。
この人も、ヘッドロックから、「アイスクリーム!」
5. Iron Saints vs. Larry Sweeney, Mitch Ryder & Robbie Ellis
どちらも、ヒール系のチームだが、ライダーがパンチをかわし、
ヘッドロックでトマセリを捕まえると、ロビーは「不知火」
スイニーのインサイドワークで幸先いいスタートを。
6. Dino, Masamune & American Balloon vs. Miyawaki, Kudo & Yoshiaki Yago
ミヤワキが加入したことで、矢郷&KUDOは、あのユニットを「ツーマッチサウザンアイランド」として、復活させた。
「いいか、ユニットクラッシャーとして、次々と解散させてやる!」(矢郷)
当初、守部宣孝と組む予定だったディーノとバルーンだったが、「交通機関のトラブル」により、守部が来ていないということで、唖然。
そこで、チカラソンコミッショナーによる「厳正な抽選」で選ばれたのが、大阪プロレスタッグ王者の正宗がかわりに入ることに。
ヲタっぽい「ディーノ」コールに、日本と同じような試合運びをしようとするディーノだが、股間に対する攻撃をみせようとすると、レフェリーのブレイズは、顔色を変えて制止が。
ミヤワキのインサイドワーク、矢郷のダイナミックな打撃、KUDOの華麗な空中殺法で、流れを変えたい「ツーマッチ・・・」だが。
ちなみに、この試合終了とともに、過半数の客が「スタンディングオーベーション」が。
(続く)