Fifth Year Festival: NYC- New York, NY 2/16/07 (約172分収録)
今年で、五周年を迎えたROH。「Fifth Year Festival」と題し、ROHとゆかりのある都市、六大会にてツアーが行われることに。
今回は、第一弾として、これまた、熱狂的なファンの多いニューヨークから。
バックステージで、タイトル奪取の意気込みを厚く語るレイヴ。
そして、ショーへ。
そこへ、ジョーのテーマ曲がなり、出てきたのは森嶋。
ジョーを呼ぶが、すぐマッギネスが駆けつけ、森嶋を落ち着かせ、控え室へ。
1. Delirious vs. Adam Pearce
のびたまんまのプリミゥに、ピアースたちは、蹴りで外へ出そうと。
ピアースのラフに苦しめながらも、反撃に出るが、ピアースのセコンド、ハガドンが・・・。
2. Allison Danger & Sara Del Ray vs. Daizee Haze & Alexa Thatcher
こちらは、「SHIMMER」提供マッチとして。
ヘイズとサッチャーってなんか似てない?
リング上でサッチャーが闘っているところに、レイシーがヘイズを捕らえて、バックステージへ連れて行こうと。
一人っきりになったサッチャーは、セラのジャーマンを返すものの、こうなってしまうと、時間の問題。
3. Jack Evans vs. Shingo vs. Xavier vs. Jimmy Jacobs (Four Corner Survival)
ある意味、「残り物」っぽいような組み合わせになりがちな、「Four Corner Survival」。
ジャックとシンゴは翌日のタッグタイトルに挑戦が決まっているので、「予行演習」とばかりに連携を出し、Xavier、 Jimmy Jacobs を退場させていく。
明日の試合のこともあり、お互い、握手をして、テキトーにこなすと思いきや、
「オレも『ドラゴンゲート』だ!」といわんばかりにジャックとシンゴは真っ向勝負を。
ところが、ノア参戦経験のあるマッギネスが登場し、
「森嶋のパワーに、お前が圧殺されるぜ!」の忠告に、ジョーは。
4. BJ Whitmer vs. Brent Albright (Tables Are Legal Match)
テーブルマッチというと、「先にテーブルを破壊したら勝ち」というルールだが、この試合では「テーブル使用可能」のハードコアマッチに。
これでもかというテーブルを持ち出し、お互いが相手をテーブルに叩きつける。
5. Christopher Daniels & Matt Sydal vs. Austin Aries & Roderick Strong (World Tag Team Title Match)
ある意味、「またかよ」というイメージの強いストロングエリースの挑戦。
もう後がないだけに、ヒールっぽい攻めも。
試合後、リングに残ったエリース、ストロングの元へ、ディビーリチャーズが・・・・・。
6. Jay & Mark Briscoe vs. Nigel McGuinness & Colt Cabana
ブリスコーに先手を取られながらも、お互い、クラッシックなレスリングテクで流れを変えようとするカバーナマッギネス。
ブリスコーの相手に隙を与えないたたみこむようなハードな攻めに耐え続けるカバーナたち・・・・。
リングに残ったマッギネスに対し、さきほどの発言で怒り心頭のジョーは。
7. Samoa Joe vs. Takeshi Morishima
遅れてくるようなカタチで、森嶋もリングイン。
1/21の三沢戦で敗れはしたものの、三沢を病院送りにしているだけあって、森嶋は体ごとぶつかっていくようなファイトに、客席から「モーリシーマッ!」が。
三沢ばりのトペスイシーダ(ウィズエルボー)を出すが、森嶋にダメージを与えることはできず。
このあと、バックドロップや顔面ウオッシュ、筋肉バスターなど大技ラッシュに。
8. Homicide vs. Jimmy Rave (ROH World Title Match)
ニューヨークという土地柄、ファンはホミサイドびいきに。
場外のあと、
タイトルマッチらしく、レスリング主体のクリーンファイトが。
レイヴがホミの右足首に集中攻撃。
ヒールホールドにいったところ、ホミのシューズからフォークを見つけるレイヴ。これは、レフェリーに発見され、阻止される。
その間、セコンドのJuliusから、投入されたフォークでレイヴの額を狙うホミ。
流血に追い込まれたレイヴは、凶器に頼らず、正攻法でホミサイドに立ち向かっていく。
試合後、客席からの大「モーリシーマ」コールに、勝者は・・・・・。
女性インタビュアーが、バックステージで、倒れているエバンスの姿を見つけ・・・・・。
ニューヨークだけあって、さすがに、ファンの熱気が強く、それに輪をかけるかのごとく、好試合の連続!
この大会の大目玉といっていいセミファイナル。試合後のサモアジョーの表情が印象的でした。