Campus Invasion 4/15/06

mugiwara-kun2006-06-13


前回紹介した「Campus Invasion 」の二日目の模様を。


試合前に、観客席から選ばれた幼女に「国歌」斉唱。

ノッケから、大盛り上がりの場内。
アメリカの人たちって、こういうのがウマイよなぁ。(オレモミナラワナキャ!)


1.The Naturals vs. America's Most Wanted

AMWのNWA世界タッグの賭けられた一戦。
定番カードではあるが、 前日同様、普段見せることのない「男色」ムーブやお笑いネタで、会場を暖める。


ひと段落したところで、いつもどおりの試合運びに。

この日のレフェリーがブライアンヘフナーということもあって、レフェリングが厳しく、それを利用して、チャンピオンベルトを持って殴りかかろうとするフェイントを使って・・・・・。

なかなかでしたよ。



2.Amber O'Neal vs. Jacqueline

この大会では、ベビーフェイスとして登場のAmber O'Neal。 コスチュームもいつものタイトなミニスカではなく、黒のパンタロンに。試合のほうは、キャリア、実績ともに上のJacquelineがリードして、試合を成立させてたけど、こんなクローズライン見せられてしまうと、シンドイですわ。見ているほうも。

ということもあって、すかさず、ジャーマンでJacquelineが試合を決める。

Amber O'Nealはヒールのほうがいいよ。まだ、ゴマカシができるから、そのほうが。


3.Team 3D vs. Maven & Matt Bentley

この人たちは、相変わらず、強くてウマイというか、お客までも惹きつけてくれる3D。
いきなり、場外にいって、ファンサービスとばかりに、自分たちのサポートまでさせてしまうところには、関心させられます。


リングに戻り、「ディーボン、テーブルじゃ!」と大合唱するあと、すぐさま、Mavenの反撃を食らい、ピンチに。MavenはWWE時代のころ、あまりパッとしなかったんですが、ヒールとしては、まだ手探り状態といったところか?
予想通り、3Dが勝ち、さきほどできなかった「儀式」を行おうとするが、それを察知して、逃げるように控え室に戻るMaven & Bentley にブーイングが。


4.Christopher Daniels & Sonjay Dutt vs. Diamonds in the Rough

ホントに、ハイスポットらしいというか、古きよきNWAの黄金期で見られたタッグマッチの名シーンを再現してくれています。
Sonjay Duttが、 Diamonds in the Roughにつかまり、ローンバトルに。Christopher Danielsがコーナーから救出に入ろうとすると、レフェリーのブライアンの制止に。そこをうまくついて、スキッパーとヤングがたくみに交代するが、なぜかそのタッチは認められるという。


両者ダウンになったところを、すかさず、Christopher DanielsにタッチするSonjay Dutt。

フィニッシュがややあっけないんですが、いい芝居、いや、いい試合だったよ。


5.AJ Styles vs. Jeff Hardy

「ジェフ復帰後の初対決」となる両者。昨年、7月のIWCで、「AJ対マット」が行われたときに、ジェフとの試合もと思ったファンがいたと思うのだが。

試合は、あの試合を意識してか?、静かな展開に。


ロープワークを見ると、AJにややリズムが合わないのか、やや動きにズレが生じ、セカンドロープからの攻撃に失敗し、場外に転落。ここをチャンスとばかりに、試合が動き始める。

ジェフの場外へのプランチャが出て、お互い、決着をつけようとリング内へ。


比べるのもなんですが、マット戦同様、AJファンとしては、見ておきたい試合になったと思います。



6.Christian Cage vs. Samoa Joe

前日の「3WAYマッチ」で勝ち残ったSamoa Joe がベルト挑戦となった試合。
こういうのって、PPVで実現しないカードをこのハウスショーで実現させるあたり、なかなかやるもんですな。UWFも。もちろん、レフェリーはアルヘフナー。

試合巧者らしさを見せるCageだが、 Samoa Joeの破壊王っぷりにやや苦戦。


試合の流れを変えようと、セカンドロープからのダイブを出すCageだが、これは Joeにかわされる。

ここでチャンスと見たジョーは、必殺の「筋肉バスター」で勝機をものにしようとするが。


試合後、Maven & Matt Bentleyが乱入し、Cageに暴行を加えるところに、The Naturals 、AMWらが入ってきて収集がつかない状態に。

そんな中、3Dが駆けつけるとヒールサイドの選手はリングから姿を消していたが、なぜか、Maven が逃げ遅れ、正規軍のメンバーに囲まれる。

マイクで、リング上にいる同じチームの選手ひとりひとりに声をかけ、ファンと一緒に「テーブルじゃ!」コールで「儀式」を遂行した3D。

テーブルの破片を高々と上げ、
「これが欲しいか?欲しかったら、大きな声で!」のババレイのファンサービスに場内、大盛り上がりに。

ちびっ子ファンをリングに入れ、プレゼントする3D。

ここで、実況が終了。


このあと、「ボーナストラック」として、その続きが。(約一分)
会場のムードに気をよくした Danielsらが、「プレゼント用」に机の破片を細かく砕いているシーンと「3Dカメラ」が。

(約120分収録)


小さい会場ながらも、ハウスショーとしては大成功というか、DVDを見ている側にも伝わってきそうな心地良い大会となったDVDでした。なかなか、オススメですよ。