Year in Review 2005: Vol 3. Hardcore Bloody Mayhem
「この試合が見たいんだけど、あそこの団体はグダグダすぎて、ほかの試合なんか見てられないよ。」とお嘆きの諸君に贈る、RF VIDEOからリリースされた「Year in Review 2005」。
2005年に行われたPWU,NWA-CS,UXWなどのインディーの試合をファンカム(市販ビデオカメラ)から「名勝負」、「ECW系大物選手特集」など、テーマにあわせて編集したベスト版。
Vol 3は、 文字通り「Hardcore Bloody Mayhem(流血)特集」。
デスマッチを中心に。
(Disk1)約93分
1. Mana vs. Abyss 3/26/05
NWA-CSで行われた一戦。試合形式は「ドッグカラー(犬の首輪)チェーンマッチ」。
Manaは、いつものごとく「ゴーゴー夕張」コスの女子ともうひとりを帯同させて入場。
いきなり、場外にもつれこむが、一方的にAbyssのペース。
リングに戻ってから、Abyssのイス攻撃で座る部分が樹脂(プラスチック)?なので、真っ二つになるほど。
大流血のMana。
Abyssが、女子マネに手を出したとManaが襲うが形勢逆転にいたらず。
2. Mad Man Pondo & 2 Tuff Tony & Nick Berk vs. Backseat Boyz & Bison Bravado 9/17/05
PWUの「アニマルハウス」で行われた試合。
入場時、いつものパフォーマンスでチップを集めるBackseat Boyz。そのチップで、レフェリーを買収。(笑)
ほとんど、ハードコアマッチということもあって、Pondoらが優勢に。
試合のほうも、「凶器でグリグリ」という激しいものはないため、流血はそれほどでもない。
3. New Jack & Corp. Robinson vs. Crazy Ivan & Poison Ali 8/13/05
団体は不明だが、会場がビーチとは。(笑)こんなの「WCWマンデーナイトロ」の最終回以来だ。こんなの見たのは。
試合前は、マイクで挑発していたCrazy Ivan & Poison Aliだが、New Jackに攻められ、放心状態になり、震えている。あとは、ビーチが「暗黒街」。
ほとんど、New Jack & Corp.の独壇場でしたが、こういうのもいいでしょ。
4. Axl Rotten vs. Corp. Robinson 5/21/05
流血量では、ハンパじゃない!
とにかく、チーズカッターを利用し、ベーシックに「横にグリグリ」するのもよし。STFとして、利用するのもよし。
Corp. がトップロープなどの高いところに登れば、「レッグドロップ」しかないでしょ!
これが逃げられ、ダメージを負ったCorp。そのまま、Axl Rottenが覆いかぶさって、あっさりとカウント3を許すのもCorpらしさ。
5. Axl Rotten vs. Mana 2/26/05
地味ながらも、なかなか見ごたえのある流血合戦に。
Manaが連れてきた男性マネのおかげで、試合を優位に。
ところが、これに納得のいかない「レジェンドレスラー」が入ってきて、強引にカウント3を。
観客は大喜びだけど、こういう展開は見飽きました・・・・・。
6. Louie Ramos vs. Corp. Robinson 2/26/05
昨年のIWA−MSのデスマッチトーナメントでも行われたカード。
今回も、Louie Ramos の「擬似男根」はでましたが、同じフィニッシュホールドで玉砕。
7. Steve Corino vs. Mana 8/6/05
デスマッチではない普通のAWAタイトルマッチ。まだやっていたのかといわれそうなゼロワンMAXの「World−1」。
Corinoが Manaに額のバンテージを取られ、そこにパンチを入れると、みるみるうちにCorino大流血。
出血量がひどいが、Corinoの動きにはこれといったものはないが、STFに捕らえたところをレフェリーが「これ以上、試合続行はムリ」と判断し、勝手にレフェリーストップに。
(Disk2)約62分収録
8. Sandman & Corp. Robinson vs. Johnny Kashmere & Bison Bravado 7/31/05
これもPWU。
いきなり、場外ということで、そのまま、会場の外に。
ほとんど、「暗黒街」です。(笑)
同じようなタイプのタッグチームだけあって、フィニッシュもあっさりしてました。
9. New Jack vs. Louie Ramos 11/26/05
思ったよりも、Louie RamosがNew Jack相手に「額にグリグリ」している反撃シーンもあり、検討していたのですが、アレを出させてもらうまでにはいたらず。
10. Bison Bravado vs. Louie Ramos 9/24/05
またしてもLouie Ramosが(笑)。もちろん、「シモ」を意識した攻撃に。
同じようなタイプなので、接戦に。
ホッチキス合戦が見所に。
これからというときに、チーズカッターがレフェリーに誤爆し、そのまま、しまらないままフェードアウトに。
11. Corp. Robinson vs. Brando Prophet 6/24/05
IWA−MSで実現しているのですが、Prophetは、試合開始直後のイス攻撃を食らってから、なにもできないまま、Corpにやられっぱなしに。
こうやって、編集してくれる努力は認めますが、このシリーズをすべて買うというのは、かなりビミョー。
ただし、オイシイとこどりなので、とりあえず、丸1タイトル全てに目を通せば、各インディー団体の様子が見れるので、そこで自分の気にいった団体のDVDを購入するとか深く入っていくにはいいんではなかろうか?