Year in Review 2005: Vol 3. Hardcore Bloody Mayhem

mugiwara-kun2006-06-15


「この試合が見たいんだけど、あそこの団体はグダグダすぎて、ほかの試合なんか見てられないよ。」とお嘆きの諸君に贈る、RF VIDEOからリリースされた「Year in Review 2005」。

2005年に行われたPWU,NWA-CS,UXWなどのインディーの試合をファンカム(市販ビデオカメラ)から「名勝負」、「ECW系大物選手特集」など、テーマにあわせて編集したベスト版。

Vol 3は、 文字通り「Hardcore Bloody Mayhem(流血)特集」。
デスマッチを中心に。

(Disk1)約93分

1. Mana vs. Abyss 3/26/05

NWA-CSで行われた一戦。試合形式は「ドッグカラー(犬の首輪)チェーンマッチ」。
Manaは、いつものごとく「ゴーゴー夕張」コスの女子ともうひとりを帯同させて入場。
いきなり、場外にもつれこむが、一方的にAbyssのペース。

リングに戻ってから、Abyssのイス攻撃で座る部分が樹脂(プラスチック)?なので、真っ二つになるほど。
大流血のMana。
Abyssが、女子マネに手を出したとManaが襲うが形勢逆転にいたらず。


2. Mad Man Pondo & 2 Tuff Tony & Nick Berk vs. Backseat Boyz & Bison Bravado 9/17/05

PWUの「アニマルハウス」で行われた試合。
入場時、いつものパフォーマンスでチップを集めるBackseat Boyz。そのチップで、レフェリーを買収。(笑)
ほとんど、ハードコアマッチということもあって、Pondoらが優勢に。

試合のほうも、「凶器でグリグリ」という激しいものはないため、流血はそれほどでもない。


3. New Jack & Corp. Robinson vs. Crazy Ivan & Poison Ali 8/13/05

団体は不明だが、会場がビーチとは。(笑)こんなの「WCWマンデーナイトロ」の最終回以来だ。こんなの見たのは。


試合前は、マイクで挑発していたCrazy Ivan & Poison Aliだが、New Jackに攻められ、放心状態になり、震えている。あとは、ビーチが「暗黒街」。

ほとんど、New Jack & Corp.の独壇場でしたが、こういうのもいいでしょ。


4. Axl Rotten vs. Corp. Robinson 5/21/05

流血量では、ハンパじゃない!
とにかく、チーズカッターを利用し、ベーシックに「横にグリグリ」するのもよし。STFとして、利用するのもよし。

Corp. がトップロープなどの高いところに登れば、「レッグドロップ」しかないでしょ!

これが逃げられ、ダメージを負ったCorp。そのまま、Axl Rottenが覆いかぶさって、あっさりとカウント3を許すのもCorpらしさ。

5. Axl Rotten vs. Mana 2/26/05

地味ながらも、なかなか見ごたえのある流血合戦に。
Manaが連れてきた男性マネのおかげで、試合を優位に。

ところが、これに納得のいかない「レジェンドレスラー」が入ってきて、強引にカウント3を。
観客は大喜びだけど、こういう展開は見飽きました・・・・・。


6. Louie Ramos vs. Corp. Robinson 2/26/05

昨年のIWA−MSのデスマッチトーナメントでも行われたカード。
今回も、Louie Ramos の「擬似男根」はでましたが、同じフィニッシュホールドで玉砕。


7. Steve Corino vs. Mana 8/6/05

デスマッチではない普通のAWAタイトルマッチ。まだやっていたのかといわれそうなゼロワンMAXの「World−1」。

Corinoが Manaに額のバンテージを取られ、そこにパンチを入れると、みるみるうちにCorino大流血。
出血量がひどいが、Corinoの動きにはこれといったものはないが、STFに捕らえたところをレフェリーが「これ以上、試合続行はムリ」と判断し、勝手にレフェリーストップに。

(Disk2)約62分収録

8. Sandman & Corp. Robinson vs. Johnny Kashmere & Bison Bravado 7/31/05

これもPWU。
いきなり、場外ということで、そのまま、会場の外に。

ほとんど、「暗黒街」です。(笑)

同じようなタイプのタッグチームだけあって、フィニッシュもあっさりしてました。


9. New Jack vs. Louie Ramos 11/26/05

思ったよりも、Louie RamosがNew Jack相手に「額にグリグリ」している反撃シーンもあり、検討していたのですが、アレを出させてもらうまでにはいたらず。


10. Bison Bravado vs. Louie Ramos 9/24/05

またしてもLouie Ramosが(笑)。もちろん、「シモ」を意識した攻撃に。
同じようなタイプなので、接戦に。

ホッチキス合戦が見所に。

これからというときに、チーズカッターがレフェリーに誤爆し、そのまま、しまらないままフェードアウトに。


11. Corp. Robinson vs. Brando Prophet 6/24/05

IWA−MSで実現しているのですが、Prophetは、試合開始直後のイス攻撃を食らってから、なにもできないまま、Corpにやられっぱなしに。


こうやって、編集してくれる努力は認めますが、このシリーズをすべて買うというのは、かなりビミョー。

ただし、オイシイとこどりなので、とりあえず、丸1タイトル全てに目を通せば、各インディー団体の様子が見れるので、そこで自分の気にいった団体のDVDを購入するとか深く入っていくにはいいんではなかろうか?