April 21, 2006 "April Bloodshowers 2006" - Plainfield, IN

mugiwara-kun2006-06-16


IWA-MSって、2日間連続で興行することが多いのですが、初日のほうが、デスマッチが多いですね。

ということで、

(Disk1)約102分

1. Darin Corbin vs. Mickie Knuckles

踊りながら、入場してくる Darin Corbin。なかなかのイケメンだけど、 芸風がDDT、ユニオンにいた「猪俣潤」に似ているね。いつものごとく、愛嬌を振りまいて入場してきたMickie Knuckles に対して「そのベルトを賭けろ!」。

それって、女子のベルトなんですが・・・・・。


2. Indiana Kidd Jr & Hillbilly Jed vs. Ryan Cruz & Billy Roc

以前は、デブの象徴「オーバーオール」だったHillbilly Jedは、Indiana Kidd Jr と同じジャージで。3Dを狙っているのか?この路線。

対するRyan Cruz & Billy Rocは、今どきのタッグチームらしく、飛び跳ねたりを意識した試合を。


3. Josh Abercrombie vs. American Kickboxer

ゲイキャラのAbercrombieに対して、 どうみても怪しい風貌のAmerican Kickboxer が。

Kickboxerっていうくらいだから、グローブはめて、打撃を中心に来るかと思ったら、初期FMWに来日していた格闘家としては、ピッタリ。

アメリカのインディーで、こうして笑いを狙ったような試合は貴重かも?

4. Tyler Black vs. Ricochet

「CMパンク選手権」といいたくなるほど、二人とも、あの人に似ているね。
同じキャラとして、わかりにくいものの、Tyler Blackは、なかなかいい動きでしたよ。


5. Trik Davis vs. Arik Cannon


6. Bull Pain vs. BJ Whitmer

ROHでは、「切り込み隊長」としてCZWとの対抗戦で活躍中のBJ Whitmer 。
Bull Pain の単調というか、派手さのないえげつない攻めには、いままでのリズムが違うのか本領発揮にいたらず。やられっぷりの中途半端っぽいような。

さすがに、ここに「対抗戦」は持ち込まないので、なにより。


7. Brandon Thomaselli vs. Chuck Taylor

(Disk2)約74分

8. Deranged & Brain Damage vs. Iron Saints

ここんところ、デスマッチ戦線に名乗りを上げてきたといっていいDeranged & Brain Damageのコンビ。
Iron Saintsは、「邪外」のようなヒールとしては、憎たらしいほどコンビネーションなどズルくて、ウマイチーム。

やっぱ、Deranged & Brain Damage の勢いにかなわなかった?

9. Texas Death Match - Necro Butcher vs. Ian Rotten vs. JC Bailey

IWA−MSの新旧デスマッチファイターの3WAYとは、なかなか見ごたえがあります。

ここの団体は、派手さに賭ける分、地味ながらも「殴る」ということだけでも、迫力というか重みがあり、かなりエゲツないです。

特に、Ian Rottenは、職人気質といっていいのか、Necroの「バカガイジンサミット」(イスに座って、お互いを殴りあう根性試し)につきあわず、イスで殴り返す。

タイペイデスマッチの後遺症からか、さらに血の気が多くなったようなIan Rotten ですが。


10. Bunkhouse Battle Royal

ほとんど、「毎度お騒がせします」のエンディング状態。タダ意味なく、全員でてきて殴り合っているが、コープは次のメインがあるつていうのに、こんなことしてていいの?


11. House of Horrors/Fans Bring the Weapons - Corporal Robinson vs. "Mean" Mitch Page

今回のデスマッチの仕掛けはこんな感じ。

金網リングで、ファンがもってきた凶器が。

「選手に直接、凶器を手渡しできないのか?」いいたいところだけど、Mean" Mitch Pageがどうしようもないくらい凶暴で、手がつけられないくらい狂っているというか。

テレビにダウンしたコープの顔を置いて、ギターで殴ろうとは!

コープも相手の出方を熟知しており、間一髪で逃げる。
そんなこともあって、コープとは長年、「戦ってよし、組んでよし」の間柄。

とにかく、「凶器で殴る」というだけでありながらも、残虐なシーンもあり、デスマッチとしてはよかったと思います。


相変わらず、客が少ないながらも、バラエティにとんだ試合に、デスマッチと満足度の高い点では、買う価値はあるDVDです。