June 10, 2006 "Strictly CZW" - Philadelphia, PA
ここんところ、SMVでは、「25%off sale」でないと買えないので、一ヶ月くらい後になってしまいすいません。
ということで、「CZW」もののレビューを。
(Disk1)約104分
1. CZW Xtra
今回は、トータルで約14分くらい。
前回の「BOB6」の試合後の模様を主として。堕天使も。
2. Max Boyer vs. Lionel Knight vs. Christopher Bishop vs. Nick Watts vs. Jeff Flury vs. Matt Bison
「ケビンスティーンプレゼンツ」のような感じ?カナダUWAなどで活躍している「カナダ人だらけの6WAYマッチ」。
前回、いまいちだったライネルライトらも、それほどボロをださず。
つかみとしては、充分OK!
3. Ladder Match: Danny Havoc vs. Jigsaw vs. Hallowicked
今度は「ノッポさんだらけの3WAYラダーマッチ」。
吊るしてある封筒をラダーに登って取るということで、ジグソーとハロウィグのチカラ勢がとっくみあっているところを、アフロのハボックが。なんか、「花くまゆうさく」のマンガにありそうなキャラだなぁ。(笑)
ハボックのやられっぷりだけは、ネクロを脅かす存在になるのではと期待しております。
4. Beef Wellington vs. Larry Sweeney
こちらも「SMVグループ」の試合ですね。
お互い、同じようなタイプで、そこそこコミカルに試合をしていると、「BLK OUT」の連中が来て、スィニーを襲撃し、今のCZWマットに不平不満を。
ザンディグが出てきて、「オリジナルCZWとして、オマエらとやってやる。」
5. Adam Flash & Pandora vs. LuFisto & Sexxxy Eddy
ミックスドマッチですが、ほんと、エディ&ルフィストが、ここまでタッグチームとして完成しているとは。
エデイたちが、ほとんど、見せ場を作っていたのですが、油断というか、そこをフラッシュたちに利用されたというか。
試合後、現ジュニアチャンプのネイルズヤングも登場。
ということは、エディがCZWのジュニアヘビー戦線に入っていくのか?
6. Derek Frazier vs. B-Boy
ある意味、「夢のカード」といっていい、前ジュニア王者ディレクとBボーイ。
やや「ワザの品評会」になりつつも、お互い、優れた運動神経による予想できないような動きを披露。
体格的に、やや見劣りのするディレクだが、Bボーイと互角にやりあい、一瞬のスキをついて勝利を手に。
ROHっぽくて、なかなかいい試合でしたよ。
(Disk2)約91分
7. TCK Match: Kevin Steen vs. DJ Hyde vs. Necro Butcher vs. The Messiah
最初、スティーン、ハイド、ネクロ、メサイアのこの四人で行われてたエニウェアフォールマッチだが、なぜか、BJウィットマーが強引に試合に参加。客席からは一部「ROH」コールが起こるなか、スンナリと試合続行。
そして、リングに画鋲をばら撒き、ネクロらとやりあう。
結局は、前々回の大会で「ROH軍」のパートナーとして活躍していたスティーンのトップロープからの「パッケージドライバー」を食らい、あえなく玉砕。
このワザの破壊力では、仕方ないでしょ。
8. Jon Dahmer vs. Ravage
なんで、 この二人がといっては失礼だけど、「箸休め」かな?
若手だけど、それなりにがんばってたと思いますよ。
9. Chris Hero vs. Claudio Castagnoli
コミッショナーのメイベンより、「タッグマッチ」として紹介されたヒーロー&ダブルC。
ところが、「チャンピオンは、いつ、なんどき、誰の挑戦でも受けるんだろ?ということで、この試合は『ヒーロー対カスタニョーリのCZWヘビータイトル』だ!」と、前回、使った手でメイベンに逆襲されたヒーロー。
唐突に決まった「夢の対決」。
同じタッグメイトということで、どこか、気まずいままスタートするかと思いきや、ダブルCがヒーローを突き飛ばしたところで、白熱した展開に。
全日の三冠戦とまではいかないものの、激しい試合展開は「タイトルマッチ」としては合格点。
エルボー合戦を制したヒーローが、ビッグブーツからその場飛び風のムーンサルトで勝利。
試合後、エディキングストンが乱入し、ヒーローを羽交い絞めにして、キングストンにパンチを要求するダブルCだが、これはフェイクで、ヒーローを逃がし、エルボーを逆にキングストンに。
ヒーローとダブルCは、そのまま、仲良く逃走し、ジョーカーらがBLK OUTが駆けつける。
10. Ruckus, Eddie Kingston, Joker, & Sabian vs. Zandig, Justice Pain, Nick Gage & LOBO
そのまま、ザンディグらがH8クラブ、ロボを引き連れて、試合開始。
場外のあちこちで、やりあう全選手。
ややCZW側がペースを握ったところに、第一試合に出たスティーンらのカナダ勢がジャスティスペインらを襲う。
一人リング内に残ったザンディグが、「BLK OUT」全員に襲われ、髪を切られてしまう始末。
あわてて、H8クラブらが、リング内に戻ってきたが後の祭りで、BLKらは退散。
遅れてきたヒーロー&ダブルCらを、見下すかのように入場ゲートから高見の見物のカナダ勢。
怒り心頭のヒーローらは、ザンディグと握手をし、リベンジを誓う。
いままでの「ベビーとヒール」の図式が交代した感じで、大日でCZWを体験した世代のファンとしては、ある種、ザンディグたちも「まだがんばっているな」という印象があって、うれしいですね。
全体的に、いい試合が多かったので、「お薦め」扱いでいいでしょう!