June 10, 2006 "Strictly CZW" - Philadelphia, PA

mugiwara-kun2006-07-20


ここんところ、SMVでは、「25%off sale」でないと買えないので、一ヶ月くらい後になってしまいすいません。

ということで、「CZW」もののレビューを。

(Disk1)約104分
1. CZW Xtra
今回は、トータルで約14分くらい。
前回の「BOB6」の試合後の模様を主として。堕天使も。

2. Max Boyer vs. Lionel Knight vs. Christopher Bishop vs. Nick Watts vs. Jeff Flury vs. Matt Bison

「ケビンスティーンプレゼンツ」のような感じ?カナダUWAなどで活躍している「カナダ人だらけの6WAYマッチ」。

前回、いまいちだったライネルライトらも、それほどボロをださず。

つかみとしては、充分OK!

3. Ladder Match: Danny Havoc vs. Jigsaw vs. Hallowicked

今度は「ノッポさんだらけの3WAYラダーマッチ」。
吊るしてある封筒をラダーに登って取るということで、ジグソーとハロウィグのチカラ勢がとっくみあっているところを、アフロのハボックが。なんか、「花くまゆうさく」のマンガにありそうなキャラだなぁ。(笑)

ハボックのやられっぷりだけは、ネクロを脅かす存在になるのではと期待しております。


4. Beef Wellington vs. Larry Sweeney

こちらも「SMVグループ」の試合ですね。
お互い、同じようなタイプで、そこそこコミカルに試合をしていると、「BLK OUT」の連中が来て、スィニーを襲撃し、今のCZWマットに不平不満を。

ザンディグが出てきて、「オリジナルCZWとして、オマエらとやってやる。」

5. Adam Flash & Pandora vs. LuFisto & Sexxxy Eddy

ミックスドマッチですが、ほんと、エディ&ルフィストが、ここまでタッグチームとして完成しているとは。
エデイたちが、ほとんど、見せ場を作っていたのですが、油断というか、そこをフラッシュたちに利用されたというか。

試合後、現ジュニアチャンプのネイルズヤングも登場。

ということは、エディがCZWのジュニアヘビー戦線に入っていくのか?

6. Derek Frazier vs. B-Boy

ある意味、「夢のカード」といっていい、前ジュニア王者ディレクとBボーイ。

やや「ワザの品評会」になりつつも、お互い、優れた運動神経による予想できないような動きを披露。
体格的に、やや見劣りのするディレクだが、Bボーイと互角にやりあい、一瞬のスキをついて勝利を手に。

ROHっぽくて、なかなかいい試合でしたよ。

(Disk2)約91分
7. TCK Match: Kevin Steen vs. DJ Hyde vs. Necro Butcher vs. The Messiah

最初、スティーン、ハイド、ネクロ、メサイアのこの四人で行われてたエニウェアフォールマッチだが、なぜか、BJウィットマーが強引に試合に参加。客席からは一部「ROH」コールが起こるなか、スンナリと試合続行。

そして、リングに画鋲をばら撒き、ネクロらとやりあう。


結局は、前々回の大会で「ROH軍」のパートナーとして活躍していたスティーンのトップロープからの「パッケージドライバー」を食らい、あえなく玉砕。

このワザの破壊力では、仕方ないでしょ。

8. Jon Dahmer vs. Ravage

なんで、 この二人がといっては失礼だけど、「箸休め」かな?
若手だけど、それなりにがんばってたと思いますよ。


9. Chris Hero vs. Claudio Castagnoli

コミッショナーのメイベンより、「タッグマッチ」として紹介されたヒーロー&ダブルC。

ところが、「チャンピオンは、いつ、なんどき、誰の挑戦でも受けるんだろ?ということで、この試合は『ヒーロー対カスタニョーリのCZWヘビータイトル』だ!」と、前回、使った手でメイベンに逆襲されたヒーロー。

唐突に決まった「夢の対決」。
同じタッグメイトということで、どこか、気まずいままスタートするかと思いきや、ダブルCがヒーローを突き飛ばしたところで、白熱した展開に。

全日の三冠戦とまではいかないものの、激しい試合展開は「タイトルマッチ」としては合格点。

エルボー合戦を制したヒーローが、ビッグブーツからその場飛び風のムーンサルトで勝利。

試合後、エディキングストンが乱入し、ヒーローを羽交い絞めにして、キングストンにパンチを要求するダブルCだが、これはフェイクで、ヒーローを逃がし、エルボーを逆にキングストンに。

ヒーローとダブルCは、そのまま、仲良く逃走し、ジョーカーらがBLK OUTが駆けつける。

10. Ruckus, Eddie Kingston, Joker, & Sabian vs. Zandig, Justice Pain, Nick Gage & LOBO

そのまま、ザンディグらがH8クラブ、ロボを引き連れて、試合開始。
場外のあちこちで、やりあう全選手。

ややCZW側がペースを握ったところに、第一試合に出たスティーンらのカナダ勢がジャスティスペインらを襲う。

一人リング内に残ったザンディグが、「BLK OUT」全員に襲われ、髪を切られてしまう始末。

あわてて、H8クラブらが、リング内に戻ってきたが後の祭りで、BLKらは退散。
遅れてきたヒーロー&ダブルCらを、見下すかのように入場ゲートから高見の見物のカナダ勢。

怒り心頭のヒーローらは、ザンディグと握手をし、リベンジを誓う。


いままでの「ベビーとヒール」の図式が交代した感じで、大日でCZWを体験した世代のファンとしては、ある種、ザンディグたちも「まだがんばっているな」という印象があって、うれしいですね。


全体的に、いい試合が多かったので、「お薦め」扱いでいいでしょう!