June 17, 2006 "Freedom To Fight 2006" - Hull, Canada
今回のDVDは、いつものIWSの会場とは違った体育館のようなところに。
いわゆる「ハウスショー」といわれる地方興行みたいなものか?
日本の「どインディー」のように、客はかなり少ないが、普段と同じようにマットをたたくフリークたちが開始を待っている。
名物リングアナ ブライアンの代わりに、「ピーターラッセル」というライヴハウス系MC?のような男性が。
(Disk1)約100分
1. Player Uno vs. Dan Paysan vs. Kenny The Bastard
ケニーの持つカナディアンタイトルが賭けられた。
2. Twiggy & Porn Star Juan vs. Vanessa Kraven
久々の バネッサが、男子二人を迎え撃つハンディキャップマッチに。
個々にいっても勝ち目がないので、二人でバネッサに立ち向かってくツィギーたちだが・・・・。
3. Lionel Knight vs. Kid Kamikaze
パネッサの相方であるキッドが出てきて、ツィギーたちのマネージャー?D−bynにお仕置きを。
そのまま、ライオネルライトが入ってきて、試合に。
変な小細工のないチェーンレスリングを展開していく両者。
4. PCP Crazy F’N Manny & Jake Matthews vs. Hardcore Ninjaz
まず、マイクで「トマシーノをクビにした」と発表した「悪のオーナー」PCP。
急なことで、戸惑いを隠せないマネージャーらも含めたマシューズたち。
相手がハードコアニンジャズだからと、自信満々のPCP。
試合のほうは、PCPの思惑通りに、ハードコアニンジャ#1(白)&#2(黒)を分断に成功。
まず、リング内で#1を蛍光灯でダメージを与え、#2には場外に。
トドメとばかりに、机の上に蛍光灯を置いて、「変形みちのくドライバー」で#1をしとめたつもりのPCPだったが、ダメージですぐにカバーにいけず。すぐさま、#2がトップロープからのギロチンドロップ(withイス)で、PCPをフォールし、タッグタイトルを防衛。
結果の出せなかったPCPに対して、やってられないとばかりに置き去りにするかのごとく、マシューズたちが退場。
5. Cheech, Cloudy & Christopher Bishop vs. Shane Storm, Fred La Merveille & Shayne Hawke
IWS,CHIKARAプロの混成タッグマッチ。
CZWでは、チーチとクラウディ、IWSではフレッドとホークがギクシャクしているのだが、この試合では、その影響はなし。
長身のチーチが、一人でフレッドたちを同士討ちに誘うというルチャっぽい見せ場も。
6. Joker vs. Max Boyer
こちらも、チェーンレスリングに。
地味なんだけど、しっかりとした見ごたえのある攻防が続く。
若き日のダイナマイトキッド似のボイヤーがタイツをつかんでの押さえ込みで勝利。
(Disk2)約53分
7. Beef Wellington & Sabian vs. 2.0
この試合は、ほとんど、ビーフがひとりで2.0の相手をしていたというか。
最後は、サビアンがふっとスタンプでフォールしたけど、ややあっけなかったかな?
8. Kevin Steen vs. Exess vs. Viking vs. Green Phantom
まず、バイキングが標的となって、ファントムとスティーンに抑えられ、エクセスのパンチを食らう。
バイキングが場外に出ると同時に、全員、場外に出て、あちこちで乱闘に。
バイキングとスティーンの一騎打ちみたいな流れになり、バイキングが肩車の状態から、ハリケーンラナのように、体をそらし、スティーンの脳天をマットに打ち付ける。
それを見ていたエクセスが、すかさずスティーンをカバーしてフォールを。
物足りない結末に、控え室に戻ろうとしないエクセスとバイキングの口論が。
「手抜き」というわけではないのですが、ジェネリコ、エディ&ルフィスト、トマシーノなどの選手が出てないのと、レスリング主流の試合が多いため、デスマッチフリークはスルーで無難かと。
あれだけのベスト興行の二週間後ということもあって、しょうがないか・・・・・。