NEW June 2, 2006 "Spring Slam Night 2" - Danbury, CT
昨日に続いて、NEWの「二日目」の模様を。(約118分)
1. Josh Daniels vs. Damian Adams
昨日と同じカード。
第一試合らしく、腕の取り合いから始まり、レッグスプレット、アームドラッグなどレスリングの基本的な動きだけで試合を成立させる二人。
地味ながらも、中堅のインディー選手としてのダニエルズの仕事ぶりは、個人的には見ものかと。
2. Executioner #2 vs. Hacksaw Jim Duggan
ドンキで売っていそうな安物マスクをかぶったエクスキューショナー二号とマネージャービッグダディ。
マイクで、対戦相手のドゥガンをイジって、観客のブーイングが鳴り響く場内に、いつものごとく、ドゥガンの入場。
予想通りというか、あまり動けないドゥガンに対して、「乱入」ということで、試合をヒートさせようとするダデイだが、すぐさま、同士討ちで分断される。
ゆるいクローズラインで、死んだふりのエクスキューショナーをフォールして、大喜びでバックステージで引き下がるドゥガン。
まっ、こんなみんでしょ?
3. Ricky Landell vs. Fred Curry Jr.
ゼロワンにライニチしたころは、「スティーブコリノのお気に入り」ということでライニチしたものの、あまりパットした印象のなかったリッキーランデル。
前日のドゥガンとは違い、同年齢の選手が相手ということもあって、コリノと見間違えるような、間をしっかりと取ったレスリングスタイルを。
カリーが、ランテルを丸め込むが、「カウント2.9」で返される。
反対側のコーナーにふって、同じことを狙うが、ランデルがロープをつかんで、そのまま、座り込むような感じで。
また、コリノのパートナーとして、ライニチしてもらいたいですね。この仕事ぶりを見せられると。
4. Xavier vs. Jay Lethal
マッチョマンタイプのXavierに、軽量級でアクロパティクなワザを出していくリーサル。
殴り合いで力負けし、逆転されるリーサル。
Xavierは、得意の怪力を生かし、リフトアップから場外へ落とそうとしたが、逃げられ、ドロップキックで場外に。
イマイチな試合でしたな。
5. Tony Devito vs. Ron Zombie vs. Justin Credible
3WAYで行われた試合。
ジャスティンクレディブルが登場ということで、リング内にテーブルが持ち込まれ、ハードコアな展開に。
とりあえず、デビットとクレディブルが手を組んで、ゾンビーをしとめるという感じだったが、クレディブルのキックがデビットに誤爆し、そこをゾンビーが棚ボタ式にフォール。
もちろん、竹刀を持ち出して、デビットに八つ当たりするクレディブル。
それらしくて、いいかと。
6. Abyss vs. Chris Sabin w/ Special Guest Referee Tommy Dreamer
ハウスショーでないとメッタに見られないのでは?この組み合わせは。
巨漢アビスに、真正面から立ち向かっていくセーベンだが、なかなか歯が立たない。
アビスペースで進んでいくなか、イスを使って、流れを変えることに成功したセーベン。
ところが、アビスの攻撃で場外へ出されたドリーマー。
このまま、再び、セーベンが攻め続けられるところを竹刀を持って、救出に。
お互い、やる気になっていたが、現時点では対戦の可能性は、ここの団体ならあるのか?
7. The Heart Throbs vs. Sex & Violence
8. AJ Styles vs. Christian Cage
お待ちかねの初対決。
ヘッドロックの体勢から、ロープに飛ばし、戻ってきたところを押さえ込むようにフォールを狙うケージ。
同じような感じでやり返すAJ。
再び、ロックアップへと地味な動きで相手の動きを見る両者。
ロープに振ったところを交わしたケージだったが、逆に前に出て行くところをAJのドロップキックで場外に。
プランチャを出して、自分のペースに持ってきたAJ。
リングに戻り、スタイルズクラッシュを出したAJだが、レフェリーがカウントを取るのが遅れ、ケージがなんとか返す。
ハウスショーらしい結末を迎えることに。
このNEWのDVDは、UWFと違って、すべてTNAのブランドに頼るということはなく、ゲストを呼んで、ここでしか見られないようなマッチメークを実現させているので、ここの団体は要チェックでは?
DVDのほうは、この値段で「2大会」収録と良心的なので、買ったほうがいいと思いますよ。デスマッチヲタ以外のアメプロファンを自称される方は。