June 2 2006 "2006 King Of The Death Matches" - Plainfield, IN Night 1②
今回は、二枚目のディスクを。
(Disk2)
7. Taipei Death Match: Toby Klein vs. Jacob Ladder
おなじみのトビーに、初登場のジェイコブ。エリックキャノン似の顔に、Aバーナードのような体つき。
お互いの両こぶしに、両面テープで巻いて、ガラスの破片をくっつけた「タイペイデスマッチ」。伝説の試合形式といわれたこのスタイルで、両者ともどこまでいけるか?
「イアン対アクセル」のロトン対決では、タイペイグローブ?を利用しての殴り合いや「ガラスグリグリ」で残虐さを表現していたが、この試合では、「タイペイ」をあまり利用せず、タックルとか場外でイスの山に放り込んだりと、積極的な展開にならず。まぁ、ロックアップのさいに、こぶしに巻いた、ガラスの破片が痛いと手を離し、レフェリーに抗議していた時点で、ジェイコブがそこまで、できないっていうのが察しがついたが。
ということで、トビーのアイアンクローで試合を終わらせることに。
8. Unlucky 13 Staple Gun Match: Brain Damage vs. Darin Childs
ここんところ、IWAマットのデスマッチ路線で頭角を現しているダメージ。初参加のダーリンチャイルズは巨漢で、ルックスが「グレート義太夫」そっくり。
ホッチキスガンで、13枚ある一ドル紙幣を相手に一枚でも多く貼り付けたほうが勝ちという試合形式。
とりあえず、チャイルズが順調に4,5枚の紙幣をダメージの体のあちこちに貼り付けていく。
「あと一枚」になり、やや疲れの見えてきたダメージに突進するチャイルズ。
そこを、狙いすましたかのごとく、胸板に一ドル紙幣を貼り付けたダメージの逆転勝利。
9. Fans Bring The Weapons: Ian Rotten vs Brandon Prophet vs Insane Lane
この試合は、3wayで。
米インディーのデスマッチでは、だいたい出てくるメンバーなので、デスヲタの期待するような「アイテムで相手にダメージを与える」デスマッチらしくなりました。
10. Fans Bring The Weapons: Corporal Robinson vs. Juggulator
ジャギュレーターは、ホミサイドっぽいルックスで期待できそうだったが、対した見せ場をつくることなくあっけなく
コープに撃沈。チカラの差がありすぎ。(「コープがしょっぱい!」とかいわれそうな・・・・・。)
11. Fans Bring the Weapons Match: Mad Man Pondo vs. WHACKS
急遽、レスラーでもないのに、試合に参加させられたWHACKS 。
相手がポンドということで、やや手加減したというか、受けに回る試合になっており、それほど悪くないと思います。
ファンのお手製のアイテムですが、鉄球?のついたチェーン(去年の大日晴海大会で、伊東が振り回していたアレをかなり小さくしたもの。)や、「IWAイーストコースト」のタンクトップを着た女性の「生ブラ」など。
WHACKS も、リングサイドで写真を取っているだけあって、センスがよく、ヘルメットをかぶってのランニングヘッドバッドとか見せてくれたりと。お疲れ様でした。
12. Barbed Wire Dog Collar Match: Tank vs. Bull Pain
ドッグカラーチェーンマッチという、お互いチェーン&有刺鉄線でつながれた「首輪」をつけての試合ですが、お互い、動けない巨漢同士ということもあって、チェーンで相手の首をしめたり、ムチのようにたたいたりくらいしか見るとこがないですね。
言い訳のためか?
初日は、こんな感じでしたが、「IWA」らしいといっていい「相手をとにかく痛めつける」という残忍なシーンは少なめでしたね。それを期待すると「ハズレ」ですが、「ハードコア」と思って見たほうがいいかもしれませんね。