June 2 2006 "2006 King Of The Death Matches" - Plainfield, IN Night 1 ①
前々から、見なきゃいけないと思いつつ、スルーしてしまった"2006 King Of The Death Matches"。
ていうか、2日間でDVD五枚見るのって、しんどいすよ。
ということで、DVD一枚づつ、レビューしてみますよ。
(Disk1)
1. Darin Corbin vs. Arik Cannon
これは、トーナメントとは関係ない普通の試合。
みかけによらぬ、キャノンの理にかなったレスリングに、コービンは難癖をつけて逃げるのが精一杯。
ということで、コービンのマネージャーが、背後からチェーンでキャノンの後頭部を殴ったところに、トリックディビスがあわてて駆けつける。ディビスは、マネージャーから、チエーンを取り上げ、コーナーポストのところでウロウロしていると、意識を取り戻したキャノンがディビスを。
「オマエがやったんだな!」とディビスを殴ると、ディビスが反撃。伸びたキャノンをそのまま、コービンが3カウント。
収まらないキャノンがディビスとやりあっていると、イアンロトンが出てきて、翌日、この三人の3WAYが行われることに。
2. Steel Cage: Drake Younger vs. Diehard
ここから、デスマッチトーナメントの試合に。
みちのくに来ていて、マジックマン似のダイハードに、デスマッチらしさが感じられないディレクヤンガー。
金網マッチで行われたが、アイテムに頼るのではなく、アイテムを使ってレスリングをしているという感じ。どちらかというと、大日本のようなスタイルに近い試合に。
最後は、ヤンガーが制し、次のラウンドへ。
3. Thumbtack Death Match: Flash Flanagan vs. Billy Black
こちらは、画鋲マッチ。
IWAプエルトリコなど、いろいろな団体に出場経験ありのフラナガンが、普段どおりにプロレスをしているような動きでブラツクを攻めていく。
ということで、「アイテムを使ってグリグリ」ということはなかったので、デスヲタにはイマイチかもしれないけど、画鋲が敷き詰めたマットの上で、平気で受身を取り、「痛い」というのを表に出さずに試合をしていたフラナガンが勝利。
4. 4 Corners Of Pain: Dysfunction vs. Dinn T. Moore
コーナー下に、蛍光灯やネズミ捕りのおいてあるゾーンが四つあるだけという地味なデスマッチ。
デスマッチとしては、物足りないかもしれないけど、試合としてはそれほどひどくないと思います。
5. Barbed Wire Ropes & Barbed Wire Boards: Deranged vs. Spidar Boodrow
個人的に期待していたブードロゥ。
ところが、ディレンジドがレスラーとしてはヘタクソで、ワザなんかも中途半端なのがかえって危なっかしい。
場外でのブレンバスターと見せかけておいて、後ろのコーナーポストへブードロゥの頭部をたたきつけたとこあたりで、ブードロゥの動きがとまった。
試合の決め手となったディレンジドのパワーボムと見せかけてのパイルドライバー。変な角度から脳天をたたきつけられたブードロゥはあっけなく3カウント。
気の毒としかいいようがない。
6. Barbed Wire Ropes, Tabasco, Salt and Lemon Juice Death Match: Mean Mitch Page vs. J-Boy
プエルトリコで行われるみたいに、ロープの上から、有刺鉄線を巻きつけ、リング上に、「塩、レモン、タバスコ」などの調味料系が散乱している。
いきなり、ミツチがJ-Boy を有刺鉄線で額を切る。
流血させられたJ-Boy は、塩をミッチの顔面にかけて流れを変えようとするが、そこまでにいたらず。