PWG Battle of Los Angeles 2006 - Night One(約127分収録)

mugiwara-kun2006-11-15


ハイスポットで製作、販売されているということもあって、入場曲がカットされ、各試合の「選手紹介のところから試合終了から約2〜30秒後くらい」までを収録。会場のムードは暗くて、ROHのように活気があって割れんばかりの騒ぐファンと違い、PWGの客は日本のプロレス会場のように、固唾を飲んで、リング上を見つめている感じ。ということで、技が決まるたびに「オーッ!」。チャントなどは、一部のみで長続きせず、仕方なくやめるようなムード。なんか、プロレスというよりも総合格闘技系の大会のようなノリか?

Chris Sabin vs. Colt Cabana


まずは、クリーンに握手で始まり、グラウンドレスリングを。やや地味になりがちにところに、なぜか、カバーナがセーベンのお尻をタッチして、関節技から逃げる。


顔色を変えるセーベン。ここで、カバーナのペースに鳴るかと思いきや、セーベンのミサイルキックでコミカルなムードを打ち消す。これをきっかけに、素早いテンポに。


El Generico vs. Delirious

デリリアスの奇行に、 イマイチペースがつかめず、試合がグダグダに。ジェネリコに「オレーッ!」を連呼しているファンの声援がむなしい。


CIMA vs. M-Dogg 20

最初は、チャント合戦からスタートするが、試合が始まると、ダマってリング上で起こる試合運びを凝視するファン。そういうこともあって、派手な技は少なめ。Mドッグもトペスイシーダやフラッグポールプレスを出すものの、CIMAにダメージを与えるまでにもっていけなかったのが敗因か?


Kevin Steen vs. Matt Sydal

握手をしたあと、シャツを脱いだスティーン。胸元のイラストの真似をして、スティーンを茶化すサイダル。

そういうこともあって、レフェリーがブリッジを披露するというチョイ悪ノリな感じでスタート。緊張感というよりも、おふざけモードの二人は、客にチャントを要求するなど、やや大阪プロレスみたいな。うーん。後半は、グラウンドレスリングを重視した試合運びになったけど、ややお笑いのほうに走っていったのにはザンネンだった。


Dragon Kid vs. Quicksilver

はっきりいってしまうと、チカラの差がありすぎというか。シルバーの方が、余力が残ってなかったみたいな感じでしたね。


Roderick Strong vs. Rocky Romero

試合開始早々、ロメロのローキックで、これまでのムードとは打って変わって、緊張感が漂う。ストロングも水平チョップでやり返し、地味ながらも力強いグラウンドレスリングの応酬が。

個人的には、この日のベストバウトかな?


Non-Tournament Match:
Excalibur, Human Tornado, B-Boy & Homicide vs. Joey Ryan, Scott Lost, Chris Bosh & Petey Williams

こういうのはなんだが、八人タッグなのに、ここまでエキサイトというか、つかみ合うほど激しいヤリトリになるとは。コレをこのトーナメントに期待してたんですが。できれば、ピーテイにもトーナメントに出てほしかったなぁ。