Stranglehold Wrestling Oct. 29, 2006 "Bloodstock" ②(約60分収録)
「Disk2」の頭を飾るのは、レジェンド、ジェイク「ザ・スネーク」ロバーツの登場。大蛇の入ったコーヒー豆などをいれるような「麻袋」を持参。あちこちのインディーにゲストとして招かれることが多いが、「蛇同伴」はレアではないかと。
ファンの反応を見てのマイクアピール(WWE批判とか「オレが、現役だったころはなぁ、・・・・」みたいな話)をしているところに、この二人が。
要は、あのシーンを見せるためのジョバーさんたち。抵抗せず、ロバーツに投げ飛ばされる二人。うち、一人にDDTに行くと見せかけて、フェースバスターを。完全に伸びたところで、あの儀式をしようと麻袋をもちだしたところ
マットバーンズ(「マイク」じゃないよ!)がステージからロバーツを挑発。
9. Jake "The Snake" Roberts vs. Matt Burns
なかなか、組み合おうとしないバーンズに苛立ちのロバーツ。この人のファイトスタイルは、極力、派手に動き回らず、最小限のモーションで攻撃を仕掛けていくので、年を取った今でも、さほど「ボロ」を感じさせない動きを。
バーンズが、アナコンダ殺法(スリーパーホールド)でロバーツを捕らえるが、逃げられてしまう。
立ち上がったロバーツがこの体勢に入ると、場内、「D・D・T!」が。
一度手放し、客席に催促するしぐさをしてから、元祖DDTを披露し、バーンズを葬る。
失神した?バーンズに大蛇のパフォーマンスをしようとするのだが、蛇がバーンズを通り過ぎたため、バーンズが起き上がってしまい、どのようなリアクションをしていいのか戸惑っているところが、グッジョブ!
10. Necro Butcher vs. Mad Man Pondo
あちこちで、何度も顔をあわせている二人。まず、ポンドのハサミでネクロの額をグリグリ。これを各コーナーで。調子に乗っているポンドからハサミを取り上げたネクロは、お返しを。
蛍光灯でネクロを殴り、ハサミを取り返したポンドは、ネクロの裸足の裏をグリグリ。
ポンドの臨時マネージャーにネクロを抑えてもらい、突進するポンドだが、これはネクロがかわし、同士討ちに。
最後は、ネクロのタイガードライバーがポンドに決まり、決勝へ。
11. Bloody Bill Skullion vs. LuFisto
入場時に、蛍光灯の束を持ち出し、リング中央へ。
後から来たルフィストに、「これできるかよ!」とばかりに、自分の額を蛍光灯でたたきつけるスカリオンに対し、ルフィストはごらんのとおり。
ルフィストに蛍光灯を渡し、殴らせたスカリオン。今度は、逆にルフィストから蛍光灯を。
ということで、試合開始とばかりに、殴りかかるスカリオンは場外へ。
得意のキックの連打で活路を見出そうしたルフィストだが、ごらんの有様。
そうこうしているうちに、リングに戻ってきたスカリオン。
イスにライターのオイルを撒き、点火。仕上げとばかりに、ルフィストをしとめようとしたところ、素早く体勢を入れ替えたルフィスト。
起死回生の逆転劇に、驚きの表情を隠せないルフィストがネクロと決勝を争うことに。
12. Barbed Wire Ropes & Lighttubes - Necro Butcher vs. LuFisto
試合開始早々、ネクロは、ルフィストを子供扱いするかのように、場外へ。キックで反撃するルフィストだが、これまでの試合のダメージが蓄積しているため、ネクロのパンチを食らってダウンを。
ところが、リングに戻ってきたルフィストは、キックやパンチでネクロの動きを止めることに成功したかのようにみえたのだが、
コレを気力で跳ね除けたルフィスト。ネクロは、急遽、イスを向かい合わせにして「根性試し」に誘うが、パンチを放つや、倒れこむかのように崩れるルフィスト。
これで勝機ありと見たネクロは、イスで蛍光灯をセットするが、機転を利かし、ネクロの背後に回って、ジャーマンで投げたルフィストがカバーし、優勝。
負けを認めたネクロは、握手を求め、ルフィストを称える。
今回が、初の大会ということもあって、問題点としては、ややデスマッチらしさがピンとこない点が。ミツドサウスのように、一回戦でも「○○デスマッチ」とアイテムを試合ごとに変えるとかしていけば、これから面白くなりそう予感。
ただ、トーナメントということで、あっさりと短時間で終わってしまったりとやや物足りない感じがしないでもないが、回を重ねるごとに、進化していってもらいたいと願います。