Glory By Honor V Night 1- East Windsor, CT 9/15/06 (約150分収録)
会場は、サーカスのテントを思わせるようなところ。コーナーポストに登ると頭がついてしまうため、ジャックエバンスのようなダイナミックな空中戦を身上とする選手としてはやりづらい?
1. Dunn & Marcos vs. Rhett Titus & Pelle Primeau
翌日のタッグのタイトルマッチを控えたダン&マルコスが、ROHレスリングスクール出身のタイタスを秒殺。
すると、客席よりクリスヒーロー、クラウデイオカスタニョーリの「キングオブレスリング」が難癖をつけ、急遽、「挑戦権」を賭けて、ダン、マルコスと対戦。ダブルCの豪快なエルボー&巧みなコンビネーションプレイで、キングオブレスリングが「挑戦権」をゴーインに奪取。翌日、ストロング&エリースと対戦することに。
2. Jack Evans vs. Jimmy Jacobs vs. Colt Cabana vs. Ricky Reyes (Four Corner Survival)
なんといっても、主役はカバーナ。ジェイコブスのマネージャー、レイシーに「チョメチョメ!」などとからかうことで、ジェイコブスの戦意を喪失させる。
先発は、ライアスとジャックだが、お互い、しばらく肌を合わせてから、カバーナ、ジェイコブスに。ジェイコブスをおちょくりながら、客席から笑いをさそい、試合を進めていくカバーナ。しかし、ライアスにタッチしてコーナーで待機しているカバーナに、レイシーがジェイコブスと交代するように求める。レイシーの支持に従ったカバーナはライアスを攻め続けるが、ジェイコブスに「おい、やれ!」といわんばかりに、ライアスを押さえて殴らせようとするが、寸でのところでカバーナがライアスをよけるようにずらす。
コーナーでずっと辛抱していたジャックが、なんなくジェイコブスから勝利を。
3. Nigel McGuinness vs. Christopher Daniels
ねちっこいマッギネスのグラウンドレスリングに、ダニエルズは振り返りざまノエルボーやロープの反動を利用してのアラビアンプレス?で応戦。
その後、マッギネスのラリアット、ダニエルズのボディプレスでフォールを狙うが、いずれも阻止。
ボディプレスをヒザで交わしたマッギネスが、変形エースクラッシャー?で勝利。
4. Austin Aries vs. Davey Richards
わき腹のテーピングが痛々しいエリース。トップロープごしのローリングアタックなどを出すがわき腹を押えるシーンも。お互い、キックを使うタイプとして期待されたが、激しい打ち合いはなく。
最後は、エリースの垂直落下式ブレンバスターでエリースにトドメを。
5. Delirious vs. Shane Hagadorn
おなじみの「ハガドン」コーナー。今回の相手は、デリリアス。見た目からして勝てそうなのか?
ところが、試合開始と同時に奇声をあげ、走り回るデリリアスにどうしていいのかわからないハガドン。ということもあって、ハガドンはデリリアスに足元をすくわれることに。
6. Samoa Joe vs. Roderick Strong
普段、打撃系の技を食らうことの多いジョーであるが、ストロングの力任せの投げ技を受けることで、いつものような荒っぽい試合運びにいけず。戸惑うジョーであったが、コーナーに登ったストロングを捕らえて、ノーザンライトボムのようなカタチで逆転勝利を。
7. KENTA & Naomichi Marufuji vs. Jay & Mark Briscoe
これまで、ケンタに襲い掛かることの多いブリスコーが、なぜか、クリーンファイトを。「Noah」コールが起こる中、試合のほうも、ジャパニーズスタイルに近い、グラウンドレスリングから始まり、序所に大技へ移っていくような試合に。
「DVD Bonus」には、「VIDEO RECAP」として、前回?のDVDに収録してないバックステージでのインタビューシーンなどのほかに、同じグループ(系列)?の「FIP」より、Black Market vs. The Heartbreak Express (Anything Goes FIP Tag Team Title Match)...FIP Heatstroke '06 Night 1
そして、「SHIMMER」からは
Rain vs. Sara Del Rey...Shimmer Vol. 4
を。これらを見て、「FIP」や「SHIMMER」も買ってね!ということか?