Glory By Honor V Night 2- New York, NY 9/16/06 (DVD)

mugiwara-kun2006-12-10


ダニエルソンが、ニューヨークはマジソンスクエアガーデンを眺め、「目と花の先」にあるあの会場へ。

今回は、ブルーノサンマルチノも来場!

1. Davey Richards vs. Jack Evans

再び、日本のドラゲーに「戻る」エバンス。ということか知らないけど、派手な空中戦を出しまくるが、リチャーズのキックで流れが変わる。試合のほうはアッサリ目。リチャーズが難なく勝利。


2. Adam Pearce vs. Delirious

前日のハガドンの仇を討つかのように、デリリアスに立ち向かうピアース。対抗戦が終わってしまったら、すっかり、元のヒールに。最後は、ピアースは力まかせにデリリアスをパイルドライバーで葬り、ハガドンの仇を討つことに。



3. Christopher Daniels vs. Colt Cabana vs. Jimmy Jacobs

ここのところ、「傷心」で試合どころではないジェイコブス。(詳しいことについては、EXTRAの「VICTORY of LOVE」でジェイコブスのその理由を。「イメビ」もあるでよ。)
カバーナとダニエルズがオーソドックスにやりあうものの、ジェイコブスが試合の中に入らない。相方のレィシーが「さぁ、戦うのよ!ジェイコブス!」と檄を飛ばしてもウンともスンとも。

そこで、カバーナにジェイコブスのフォローを頼むレィシーに、カバーナは快諾。ということで、ジェイコブスとともに、ダニエルズを攻める。やる気になってきたジェイコブスは、カバーナの支持に従い、連携を試みるが。

また、うまくいかないため、凹むジェイコブスは戦線離脱。ダニエルズとカバーナが無視して、シングルマッチのように割り切って試合を続ける。カバーナが、倒れこんだところをジェイコブスが押さえ込み、なんと逆転勝利!

このヨロコビをレィシーとともに、分かち合いたいのだが、レイシーは激しく拒否!


4. Homicide & Samoa Joe vs. Jay & Mark Briscoe

8/6のメイン終了後に起きた乱闘劇(これについては、「VIDEO RECAP」にも収録されてます。)の決着戦。

コルネットが、ブリスコーを引き連れて入場。

「私は、ニューヨークが大嫌いだ!なぜなら、ロクな思い出がない!ケンタッキー、テネシーなどの「南部(サザン)」こそが最高さ!」みたいなことをアピールし、ファンをヒートさせる。

ジョーの「ゴジラ」のイントロのあと、ホミの「アイアンサイド」で蜂の巣をつついたかのような騒ぎに。

試合のほうは、ブリスコーの奇襲で始まったものの、凶器攻撃などの血生臭いようなものではなく、あくまでも「レスリング」ということで、ブリスコーの連携に、ジョーの「破壊王」殺法、ホミサイドの素早い攻撃などで。どっちに転んでもおかしくない展開に。


5. Austin Aries & Roderick Strong vs. Chris Hero & Claudio Castagnoli (World Tag Team Title Match)

前日、「武力行使」でタッグタイトルマッチに漕ぎつけた、キングオブレスリング。いつものように、客席から入場。もう、すっかり「対抗戦」ムードはなくなったものの、「レッツゴー、ヒーロー!」など、以前よりも、ファンに毛嫌いされることはなく、むしろ、認められつつあるキングオブレスリング。

試合のほうは、エリースのわき腹のテーピング(負傷)箇所を徹底的に痛めつけるキングオブレスリング。

ストロングがガマンできず、試合に入ろうとするが、レフェリーに制止されることに。そこの「死角」をついて、入れ替わるヒーローとダブルC。いままでの試合パターンとは違ったこともあってか、ストロングにあせりが。



6. Naomichi Marufuji vs. Nigel McGuinness (GHC Heavyweight Title Match)


今年、Noahに参加していることもあって、落ち着いた試合運びを見せる両者。腕を取り合うオーソドックスなジャパニーズスタイル。丸藤がマッギネスの攻めを受けて返すという王者らしい試合をしております。


7. Bryan Danielson vs. KENTA (ROH World Title Match )

ほぼ毎月というくらい、ROHに参加し、やっとのことで、念願のROHのタイトルに挑戦することになったKENTA。昔の全日で行われていたような「フレアー対鶴田」のような感じで、絶対王者ダニエルソンがKENTA相手に「まさか」のシーンを見せ、きっちりシメるといういい試合でした。