Jan. 13, 2007 "New Year, New Opportunities" - Philadelphia, PA①(約105分収録)

mugiwara-kun2007-02-15


昨年末の「ケージオブデス」で、「ザンディグ引退」により、新路線でスタート?のCZW。

「第二土曜」に開催される、今年度初の「定期戦」の模様を。

なお、オープニングの「CZW extra」のような、オープニングのスキットはなし。
いきなり、第一試合から。


1. Aerial Assault Match: Great Blazini vs. Cloudy vs. Ryan McBride vs. Drew Gulak vs. Lucky

いわゆる軽量級の人たちによるTNAっぽい「オープニングマッチ」。どちらかというと、これまで、「タッグ屋」のイメージの強い人たちが、シングルとして出場しているところが新鮮。

まずは、タッグから、「因縁の対決」にある「Drew Gulak vs. Lucky 」でスタート。

場外に出たドリューに、トペを放ったラッキー。これにより、残った三人で試合を。

この「ニンジャ」が、グレートブラジニ。10月の大会で、BLKOUTから、ヒューマントルネードの救出に駆けつけた「とんだ一杯の食わせ者」。

軽量級ムーブが出るなか、ラッキーが一歩リードして、試合を組み立てているような感じに。


2. Jigsaw vs. Hallowicked

CZWのジュニアタイトルマッチとして行われた「CHIKARA」提供試合?

お互い、手の内を知っているということで、あまり派手に飛ばさず、じっくりとせめていきます。

悪くはないのですが、安定しているというか、これといった特徴がなく、客席もビミョーに。

ということもあって、場外乱闘に。

そして、こんなことも。

すると、またしても、フレイザーが乱入。

ネイルズヤングもいるということは、フレイザーは「パンドラボックス」入り?


3. Ultraviolent Ladder Match: Vortekz vs. Danny Havoc

このあとの「サイコシューター」ドレイクヤンガーの「UVU」タイトルの挑戦者決定戦。ラダーマッチということで、天井につるされた「契約書」をゲットした選手が、このあと、ヤンガーに挑戦。

新顔のヴオルティクは、こんな感じ。

チャックテイラー似のヴォルティクの実力が気になるところ。まずは、「DDP」Tシャツを着て、気合入りまくりのハボックをブレンバスターから前方へ投げつける。

ラダーに上から、ハボックにダイブ?にいこうとしたが、ハボックもラダーに駆け上り、小競り合いに。

そのまま、ハボックはエメラルドフロージヨン風にヴォルティクを。

動きの止まったヴォルティクにローリングセントーンにいこうとするハボックだが、

向きを変えて、直撃を交わしたヴォルティク。

逆に、ラダーの角で背中を打ちつけ、もだえ苦しむハボック。その間に、ヴォルティクは、こんな仕掛けを。

リング内に戻り、ハボックを投げようとするヴォルティクであったが、

ハボックのデスバレー?の餌食に・・・・。


4. DJ Hyde vs. Greg Excellence

初登場のエクセレンス。70年代サウンドにのって、ダンスステップを。

本人は、たぶん「コルトカバーナ」だと思っているみたいだけど、「おやじダンサーズ」だよ。キャラとしては。

すっかり、中堅として査定の「ポリスマン」的位置づけのハイドは、エクセレンスのふざけた態度に。

ひょっとしたら、そこそこレスリングができるのでは?と期待したものの、単なる「コミックレスラー」だったエクセレンス

とりあえず、ハイドは付き合うものの、「これはダメだ」ということで、試合に介入してきたメイベンに急所打ちを入れたあたりから、ハイドの攻めが厳しくなっていく。

どちらかというと、某関西インディー系レスラーのダメっぽさに近いかな?

たぶん、最登場はなさそう。


「フリーバーズ」にのって入場してきたのは、ネクロとクラインの「クレージータフバスターズ」。2人は、「タッグマッチ」だと思っていたのだが、メイベンの一方的なアナウンスで「パートナー対決」を仕組まれることに。

客席は、この対決に「歓迎」ムード。

「やってられるか!」とばかりに、退場しようとするクラインに、ネクロはマイクで客席の反応を伺う。

すると、クラインはネクロを呼び込むしぐさを。

そのまま、ゴングが鳴り「ネクロ対クライン」へ。

5. Necro Butcher vs. Toby Klein

CZWでは「抗争」ということをメインにデスマッチを組んでいるが、IWAを主戦場にしている2人からすれば、こういった遺恨なしで真っ向からぶつかることができるのが頻繁にあること。何のためらいもなく、場外でやりあう。

とにかく、あちこちで殴りあう。

試合後、お互いの健闘をたたえるが、これにメイベンとしては、ハメることができず。


6. Cheech vs. Andy Sumner vs. JC Ryder

こちらも、第一試合同様、タッグチームでやりあっているのを、シングルの3wayマッチに。

まず、「俺たちが見本みせるから、お前(アンデイ)は黙ってみてろ!」とばかりに、腕の取り合いをするチーチとライダー。

そして、「決め」!

「どうだ!」といわんばかりに、アンディを挑発。

おこったアンディは、同士討ちを誘い、

2人に、トペを。

アンデイは最前列のファンからグローブを拝借し、ライダーに強烈な一撃を。

チーチは逃げ惑い、アンディに許しを請うが・・・。

再び、連携で息のあったところを見せる2人。

途中、スクールボーイが失敗し、チーチとライダーは、仲間割れに。


それでも、アンディは2人を相手に・・・・。



前半の感想ですが、なかなか面白いですよ。ホームラン級の大きな「アタリ」まではいかないものの、ヒットを確実に積み重ねているような感じで。


(続く)