不滅の国際プロレス '74-'75 AWAとの提携時代 編②

mugiwara-kun2007-03-20


9 マイティ井上vsレイ・スチーブンス IWA世界ヘビー級選手権試合 1974.11.4後楽園ホール (2:06)

こちらは、三本勝負で行われたものの、映像は、ほとんど、フィニッシュシーンのみ。

スチーブンスって、どんな選手か知りたかっただけに残念。


10 バーン・ガニアvsビル・ロビンソン AWA世世界ヘビー級選手権試合 1974.11.20蔵前国技館(44:26)

こちらは、以前、日本スポーツ映像より「8ミリ、16ミリ素材」のものが販売されていたが、今回収録されているのは、テレビ中継されたもので、しかも、ほぼノーカット!

翌日、この試合の勝者とダブルタイトルマッチに挑む井上は、解説席に。

昔のプロレスということもあって、オーソドックスなレスリングで地味に見えるが、

駆け引きというか、相手の動きを計算しながら、攻撃していくあたりが興味深い。

たとえば、ガニアがロビンソンに張り手を見舞い、エキサイトさせておいてから、

ロビンソンの攻撃をかわす。

その隙をついて、必殺のスリーパーに捕らえるガニア。

一方のロピンソンも、ガニアのしつこいスリーパーホールドを避け、ワンハンドバックブリーカーでしとめにかかる。

このDVDの目玉といっていいほどの名勝負に。


11 アニマル浜口vsビル・ロビンソン 1974.11.21大阪府立体育会館 (2:11)

ロビンソンが、浜口に胸を貸すようなカタチに。


12 ラッシャー木村グレート草津vsニック・ボック・ウィンクル、レイ・スチーブンス IWAAWA世界タッグ選手権 〃(6:35)

ガニアとともに、ニックスティーブンスのAWAのチャンピオンが来日し、タイトルマッチを行うところはかなりのチカラのいれよう。

一本目は、木村と草津の流れるような連携で、日本側が一本目を。

つづいて、二本目は、AWAチームが後がないだけに、タイに持ち込む。

そして、三本目はAWAチームの術中にハマってしまった日本陣営が・・・・。

13 バーン・ガニアvsマイティ井上 IWAAWA世界選手権(9:23)

このとき、全盛期を過ぎていたとはいえ、ガニアのレスリングテクニックは衰えを感じさせず。

これなんか、ボストンクラブにいくところを、井上の右足をスイングさせ、見ごと脱出に成功したガニア。

一方の若さを武器にする井上は、ヘッドシザースドロップなどを決めていく。


14 グレート草津vsボブ・オートン 1975.1.6後楽園ホール(2:19)

このオートンは、ランディオートンにとっては「祖父」 にあたる。
試合時間が短すぎて、どんなレスラーなのか、わかりません。


15 ラッシャー木村マイティ井上vsダニー・リンチ、ブッチャー・リンチ (17:42)

この試合が 、ある意味、国際らしさを象徴しているような。(笑)

このリンチ兄弟のいかがわしさとか。(爆)

さらに、ダニーは英国陸軍でボクシングを習得していたらしく、得意のパンチ攻撃が。

ところが、リンチが流血においこまれると、日本陣営は容赦ないラフファイトで。

試合のほうは、予想してなかったような荒れた展開となり、吉原社長も・・・・。




16 ラッシャー木村vsザ・ワイルドマン 金網デスマッチ 1975.3.9越谷市体育館 (6:26)

ロビンソンやガニア、井上などの「技巧派」だけでなく、「荒くれ者」といったガイジンレスラー相手に、ド迫力ファイトをしていたのが木村。やられても前に突き進んでいく『ラッシングパワー』は、レスラーって強いんだということを見せてくれました。


17 グレート草津寺西勇vsジャック・クレイボーン稲妻二郎 1975.3.10後楽園ホール(2:43)

「初物」好きな国際プロレス。日本に「プロレス留学」してきた稲妻。この試合では、実の兄とタッグを。

寺西のスピーディーな攻防に互角以上についていっているのは立派。


18 マイティ井上vsマッド・ドッグ・バション IWA世界ヘビー級選手権試合 1975.4.10足立区体育館 (5:38)

これまで、いわゆる「技巧派」との対戦が多かった井上。

今回のバションは「喧嘩屋」といっていいほど、荒っぽい試合を仕掛けてくる選手。

井上にとっては、試練か?


19 マイティ井上vsジェフ・ポーツ 1975.5.26後楽園ホール (2:30)

長身のポーツのエアプレンスピンからのボディスラムに不覚を取った井上。

井上は、「和製ハイフライヤース」といわれるだけに、空中殺法をこれでもかと、繰り出していきます。




おまけ

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