不滅の国際プロレス '74-'75 AWAとの提携時代 編②
9 マイティ井上vsレイ・スチーブンス IWA世界ヘビー級選手権試合 1974.11.4後楽園ホール (2:06)
こちらは、三本勝負で行われたものの、映像は、ほとんど、フィニッシュシーンのみ。
スチーブンスって、どんな選手か知りたかっただけに残念。
10 バーン・ガニアvsビル・ロビンソン AWA世世界ヘビー級選手権試合 1974.11.20蔵前国技館(44:26)
こちらは、以前、日本スポーツ映像より「8ミリ、16ミリ素材」のものが販売されていたが、今回収録されているのは、テレビ中継されたもので、しかも、ほぼノーカット!
翌日、この試合の勝者とダブルタイトルマッチに挑む井上は、解説席に。
昔のプロレスということもあって、オーソドックスなレスリングで地味に見えるが、
駆け引きというか、相手の動きを計算しながら、攻撃していくあたりが興味深い。
たとえば、ガニアがロビンソンに張り手を見舞い、エキサイトさせておいてから、
一方のロピンソンも、ガニアのしつこいスリーパーホールドを避け、ワンハンドバックブリーカーでしとめにかかる。
このDVDの目玉といっていいほどの名勝負に。
11 アニマル浜口vsビル・ロビンソン 1974.11.21大阪府立体育会館 (2:11)
ロビンソンが、浜口に胸を貸すようなカタチに。
12 ラッシャー木村、グレート草津vsニック・ボック・ウィンクル、レイ・スチーブンス IWA&AWA世界タッグ選手権 〃(6:35)
ガニアとともに、ニックスティーブンスのAWAのチャンピオンが来日し、タイトルマッチを行うところはかなりのチカラのいれよう。
一本目は、木村と草津の流れるような連携で、日本側が一本目を。
つづいて、二本目は、AWAチームが後がないだけに、タイに持ち込む。
そして、三本目はAWAチームの術中にハマってしまった日本陣営が・・・・。
13 バーン・ガニアvsマイティ井上 IWA&AWA世界選手権(9:23)
このとき、全盛期を過ぎていたとはいえ、ガニアのレスリングテクニックは衰えを感じさせず。
これなんか、ボストンクラブにいくところを、井上の右足をスイングさせ、見ごと脱出に成功したガニア。
一方の若さを武器にする井上は、ヘッドシザースドロップなどを決めていく。
14 グレート草津vsボブ・オートン 1975.1.6後楽園ホール(2:19)
このオートンは、ランディオートンにとっては「祖父」 にあたる。
試合時間が短すぎて、どんなレスラーなのか、わかりません。
15 ラッシャー木村、マイティ井上vsダニー・リンチ、ブッチャー・リンチ (17:42)
この試合が 、ある意味、国際らしさを象徴しているような。(笑)
さらに、ダニーは英国陸軍でボクシングを習得していたらしく、得意のパンチ攻撃が。
ところが、リンチが流血においこまれると、日本陣営は容赦ないラフファイトで。
試合のほうは、予想してなかったような荒れた展開となり、吉原社長も・・・・。
16 ラッシャー木村vsザ・ワイルドマン 金網デスマッチ 1975.3.9越谷市体育館 (6:26)
ロビンソンやガニア、井上などの「技巧派」だけでなく、「荒くれ者」といったガイジンレスラー相手に、ド迫力ファイトをしていたのが木村。やられても前に突き進んでいく『ラッシングパワー』は、レスラーって強いんだということを見せてくれました。
17 グレート草津、寺西勇vsジャック・クレイボーン、稲妻二郎 1975.3.10後楽園ホール(2:43)
「初物」好きな国際プロレス。日本に「プロレス留学」してきた稲妻。この試合では、実の兄とタッグを。
寺西のスピーディーな攻防に互角以上についていっているのは立派。
18 マイティ井上vsマッド・ドッグ・バション IWA世界ヘビー級選手権試合 1975.4.10足立区体育館 (5:38)
これまで、いわゆる「技巧派」との対戦が多かった井上。
今回のバションは「喧嘩屋」といっていいほど、荒っぽい試合を仕掛けてくる選手。
井上にとっては、試練か?
19 マイティ井上vsジェフ・ポーツ 1975.5.26後楽園ホール (2:30)
長身のポーツのエアプレンスピンからのボディスラムに不覚を取った井上。
井上は、「和製ハイフライヤース」といわれるだけに、空中殺法をこれでもかと、繰り出していきます。
おまけ
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