不滅の国際プロレス '77-'79 対抗戦に活路、激化 編②
7 アニマル浜口、マイティー井上vsザ・サモアンズ IWA世界タッグ選手権試合 1979.3.24茨城県境町市体育館(11:49)
試合開始のゴングとともに、サモアンズに襲いかかっていった王者組。
二本目は、サモアンズのクロー攻撃につかまってしまい、
その勢いのまま、サモアンズが二本目をとり、タイに持ち込む。
8 阿修羅原vsジプシー・ジョー 1979.4.9後楽園ホール(7:59)
キャリア1年半くらいで、ジュニアヘビークラスの原にとっては、今回のジョーは試練ともいえる。この試合の見所は、原がラフファイターのジョーの攻撃にどこまで耐えられるかというもの。いきなり、原を場外に出すジョー。
ところが、不死身のジョーにダメージを与えることができず、リング内で逆襲に合う原。
9 ラッシャー木村、アニマル浜口vs上田馬之助、マサ斎藤 1979.4.14会津体育館(13:26)
S54から、 新日本プロレスと対抗戦に出た国際プロレス。ということで、新日本のリングで暴れていた「狼軍団」より、上田と斉藤が参戦。試合中に放送席を襲うということで、このようなバリケードを用意。
そりゃ、横があいてるわな。(苦笑)
今回、狼軍団側から、「レフェリーをミスターヒトにしろ」と言う要求があり、ヒトが特別レフェリーを。
「『フリー』とかいいながら、あいつら群れになっているんで気にいらん。」と『狼軍団』を毛嫌いしているヒトは、上田に対しても、ちゃんとしたレフェリングを。
チョーク攻撃を無視する上田に対して、武力行使に出るヒト。
斉藤は、レスリングテクニックで国際勢を追い詰めていく。
10 ラッシャー木村、グレート草津vs上田馬之助、マサ斎藤 1979.4.18長野鼎体育館(11:02)
木村のIWAタイトルに挑戦することが決まっていることもあり、木村と草津は上田の左足首を狙っていく。
11 ラッシャー木村、アニマル浜口、阿修羅原vs上田馬之助、マサ斎藤、ミスター・ヒト 1979.4.19長野市民体育館(15:34)
何とか脱出したヒトは、上田にタッチ。
12 ビリー・グラハムvs梁 承揮、遠藤光男 アームレスリング (4:33)
元WWWF王者のビリーグラハムが、再び、国際マットへ。
グラハムの「怪力」ぶりをアピールするために、アームレスリング大会が。
稲妻二郎も持参の8ミリ映写機をもって、この模様を収めようと。
この当時、少年向け雑誌のプロティンの広告にも出ていたアームレスリング出身のレフェリー、遠藤も参加。
13 ラッシャー木村vsビリー・グラハム IWA世界ヘビー級選手権試合 金網デスマッチ 1979.4.21高岡市民体育間 (9:47)
この試合は、金網デスマッチだが、WWWFでもグラハムはこの試合形式で試合をしていることもあり、トクに不安はなさそう。
ベアハッグといった怪力を生かしたグラハムの攻めに、木村は苦戦。
14 アニマル浜口、マイティー井上vsキラー・ブルックス、ジプシー・ジョー IWA世界タッグ選手権試合 1979.5.6後楽園ホール(6:31)
一本目、二本目は ハイライトで。
一本目は、和製ハイフライヤーズの目まぐるしいタッチワークでまずは王者組が専制。
二本目は、ブルックスが得意のラフファイトで「1対1」に。
三本目も、ブルックスたちの無法ファイトに
怒り心頭の井上は、ブルックスのチェーンを取り上げ・・・・・。