June 30, 2007 "Point Proven" - Philadelphia, PA (1)
IWAミッドサウスが数年ぶりに「聖地」ECWアリーナに進出。
久々のビッグマッチということもあり、TNA,ROH、そして、全日本から選手を招聘。
なんか、板橋やキネマ倶楽部を主戦場にしている日本の女子団体が後楽園に進出するみたいな感じに似ている。
これだけでも、面白そうじゃないの?
1. Brandon Thomaselli vs. Jack Thriller vs. Ricochet vs. Billy Roc
トマセリの持つ、IWAライトヘビータイトルを4wayマッチで。
派手に動き回る選手が多いので、オープニングとして、景気づけのためにも、こういうのもいいんじゃない?
ただ、トマセリのこれは、チトやばいかな?と思ったけど・・・・。
2. CJ Otis & Fukimoto vs. Akira Raijin & Brute Issei
そして、試合内容でしっかりと見せることで、ファンからの支持を得たといっていい、吹本は、イーストマン軍入り。
なんか、「全日本対どインディー」の図式で気になるところだが、まずは、全日本軍が先手を。
オーティス相手に、ロープワークを見せるものの、歩数があわないというか、もたもたしているように見える雷陣。
吹本に交代すると、ブルートは、体格の違いを見せ付けるかのように、体ごとぶつかっていく。
確か、2人とも、大阪の「栗栖ジム」出身では?
素人目で見てもわかるのだが、吹本のほうが、「プロとして何を見せるのか」ということを意識して試合している。全日本の2人は、そこらへんが伝わってこない。このままだと、彼らの海外遠征って、何のためなんだろうって言われかねないかも。
3. "Black Machismo" Jay Lethal vs. Tracy Smothers & Z-Barr
いまや、すっかり、「ECW」という過去のブランドに頼っているようなスマザース。
ジ・バーがセコンドとして、ヒールらしさに花を添える。
ここでも、このキャラ、「ブラックマチズモ」で登場してきたリーサル。
よくここまで、「マッチョマン」ぶりをコピーしているのは、お見事としかいいようがない。
試合のほうは、スマザースは、そう動けないため、バーがちょっかいに。
ここで、スマザースのセコンドとしてではなく、選手として参加。ということで、ハンディキャップマッチ風の「3way」に。
ココは仲良く、2人して、マチズモを攻めていくスマザースとバーだが、フォールにいこうとすると、お互いをカットに。
4. Chris Hero, Claudio Castagnoli, Cheech & Cloudy vs. Ruckus, Sabian, Ricky Reyes & B-Boy
久々に復活の「キングオブレスリング」とチーチ&クラウディの「チームチカラ」?とBLK OUTにB−BOYが加わった八人タッグ。
キングオブとチーチたちに、どこか違和感があり、距離を置いているということもあって、「1対1」の図式がしばらく続く。
5. Falls Count Anywhere Match: Mickie Knuckles vs. Rachel Summerlyn
ミッキーの相手が、女子レスラーというのは、久しぶりでは?
その相手のレイチェルは、ミッキーのテーマ曲にあわせ、体を動かしてしまうという陽気な感じ?
ただ、レイチェルの攻めは、ミッキーをエキサイトさせるほど、追い詰めているわけでもなく・・・。
6. TLC Match: The Iron Saints vs. Notorious Inc. vs. The Naptown Dragons
そのまま、現タッグ王者チーム、アイアンセイントの2人は、場外で・・・・。
OMGとヴォルティックのドラゴンズが、リング上で優勢に試合を進めていると、
ここで、全員がリング内で入り乱れての・・・・・。
(つづく)