IWA Deep South July 7, 2007 "Risking It All" - Sylacauga, AL(1)
久しぶりの アメプロDVDレビュー。
今回は、ROHでは、「エンバシー」として、ヒールユニットの頂点を極めたジミーレイヴが、根っからのベビーフェイス?、マイククアッケンブッシュとの「初対決」がウリ。
それでは、今回は「前半戦」となる「Disk1」を。
1. Jarrett Tyler vs. Sal Rinauro vs. Chrisjen Hayme vs. Patrick Bentley
「エンバシー」の末期に、レイヴのパートナーを勤めていたサル・リニューロが登場。
リッキーフジ似のベントリーもがんばるものの、あっけなく敗退。
ここで、タイラーとヘイムが手を組んで、リニューロをターゲットに。
ここでも、リニューロを「やられっぷり」で、会場を沸かせようとします。
2. Chuck Taylor vs. Kory Chavis
ミッドサウス版IWAヘビー王者テイラーは、コーリーを相手にノンタイトルのシングルマッチ。
このコスチュームを見ればおわかりのように、コーリーは「シェルトン・ベンジャン」を意識したような腕の取り合いをするものの、実力は、まだ「付け焼刃」といった感じ?
3. Mickie Knuckles vs. Daffney
ダフニーとは、WCW末期にデビッドフレアーの「彼女」として、マネージャーをしていた人。
思わず、ミッキーのテーマ曲についつい踊りだしてしまい・・・・。
試合開始と同時に、トレードマークである悲鳴をあげるダフニー。
これに、ミッキーをあわせるようにコーナーポストに登ってアピール。
ファンにチャント(手拍子)を要求して、試合をしようとするものの、なかなか組もうとはしない。
とりあえず、ロックアップの体勢から試合へ持ち込もうとするが・・・・・・。
気を取り直し、ミッキーがダフニーをロープに振ったのだが、ダフニーはロープワークでヒザを傷めた模様。
これで、動けなくなったダフニー相手では、いくらミッキーでも・・・・・。
4. Iceberg vs. Ricochet
リコシェットが真正面からぶつかっていっても。(苦笑)
5. Respect Match - Cabana Man Dan vs. Insane Lane
まずはじめに、この「リスペクトマッチ」というのは、デスマッチではなく、IWAミッドサウスで行われる「ストロングスタイル」といわれる「ジャパニーズスタイルレスリング」風?の試合。
デスマッチでは、やられっぷりを売りにする?レーンがこんなことを。
ややイロモノ系のマンダンもグラウンドレスリングを。
この2人に、こういうレスリングを期待している人はいるのだろうか?(苦笑)
とか思っていたら、バンダンのコルバタを阻止して、叩きつけたレーン。
レーンは調子に乗って、リング下のバンダンに向かって、ストンピングを見舞おうとしたところで。
バンダンは、いつものようにビーチサンダルを取り出し、「コバシチョップ」でレーンを追い詰める。
さすがに、レーンにダメージを与えるまでには行かず。
そして、レーンはバンダンを軽々と持ち上げると・・・・・・・・。
6. Ian Rotten Interview
「米国IWAグループ」の総帥、イアンロットンのインタビュー。
自らの団体、ミッドサウスのレスラーを連れて、お前らを叩きのめしてやる!というようなベタなマイクに、ディープサウスのファンも・・・・・。
7. Mitch Ryder vs. Brad Armstrong
「たかじん」ことライダーは、
アームストロングといえば、今から十数年前、新日に来日し、札幌で武藤とのシングルマッチは語り草になるほどの名勝負をした選手。打点の高い、フォームの綺麗なドロップキックは絶品!
コーナーでもつれ合うと、「髪を掴んだ!」といって、レフェリーに抗議を。
このあと、相手の動きを伺うようなオーソドックスなレスリングのあと、相手を認めるように握手を求める。
もちろん,ファンはアームストロングに「騙されるな!」、「やめろ!」の声援が。
ベテランのアームストロングは、ストンピングから、
得意のドロップキックへいこうとするが、ライダーはエスケープ。
なんか懐かしいような試合運びだけど、今のファンには、こういうのって、ちょっとしんどいかな?
(つづく)