July 14, 2007 "Best Of The Best 7" - Philadelphia, PA (1)


CZWでの「ジュニアの祭典」といえる「Best Of The Best」。

今年は、「SMV」系 に出演している人たちばかりなので、目新しさはないものの、「できる」選手をそろえているだけあって、このメンバーの中で誰が優勝してもおかしくないといっていい。

このDVDでは、「入場セレモニー」らしきものは収録されておらず、そのまま、「一回戦」に。



1. Ruckus vs. Human Tornado

昨年の10月のCZWアリーナでは、タッグを組んだものの仲間割れ。翌日には、タッグで対戦。今年の一月で、「決着」がついたこの2人。(まぁ、トーナメントだから、あまり気にしなくていいか?)

試合前、ラッカスがトルネードに合わせるように「ここで、一緒にやらないか?」とばかりに、ダンスを披露しようとするが、

ラッカスは、もちろん、拒否。一方的に攻め続ける。

勢いに乗ったラッカスが。トルネードに急所打ちを狙うが、トルネードには効かず。

トルネードが、パンチでラッカスを倒すと、救出に入ってきたロビー、クリスティーナも巻き込んでの・・・・・。


2. Chuck Taylor vs. Ricochet

IWAミッドサウスを主戦場とする2人。

リコシェットは、機動力を活かし、相手を霍乱するかのごとく、飛び回ると


テイラーは、ムダな動きをせず、着実に相手を攻めていくタイプ。

日本のレスラーでいうと、GENTAROに近いかな?



3. Cheech vs. B-Boy

久しぶりにCZWに登場してきたBボーイ。(クリスキャッシュメモリアル以来?)

チーチに反撃をさせる隙を与えないような一方的な攻めを見せる。

たとえば、腕ひしぎ逆十字固めにきたところをキックでカットにいくとか。

これには、チーチもフォールを返していくのが精一杯みたいに・・・・・。


4. Jigsaw vs. Grim Reefer

チカラプロらしい、独特なサブミッションを披露していくジグソーに張り手で挑発するリーファー。

ジグソーが、ケブラーダに行こうとして、ロープに走るとリーファーも同じように。

お互い、かみ合っていないような・・・・・・。


5. Sal Thomaselli vs. ? ? ?

トマセリの相手は「当日発表」として「リッキーライアス」が。

「直球勝負」のストレートな攻めのライアスが前に出ようとすると、


正反対のタイプのトマセリは場外にエスケープして間を外す。

戻ってきたライアスにサミングで流れを変えると、場外に落として、セコンドのビトーを介入させる。




6. Cloudy vs. Scotty Vortekz

CZWジュニアヘビー王者のボルティック。

こちらも、IWAミッドサウスではベビーフェイスだが、CZWではティラーに似たようなヒール。

チーチ同様、クラウディも元気がないのが・・・・・・。


7. Vito Thomaselli vs. Brandon Thomaselli

こんなところで、メッタにお目にかかれない『兄弟対決』が。

相手の動きをたしかめるようなレスリングの攻防を見せたあと、

お互い、エルボーを叩き込み、
 

激しいぶつかり合いへ。

「ブリスコー対決」同様、こちらも見ごたえのある試合に。


8. Joker vs. Drake Younger

こちらも久しぶりのジョーカー。

まずは、先手をとったものの、場外へのトペをヤンガーにエルボーでカットされてしまう。

戻ってきたところを、ブレンバスターで場外に投げられるところを

踏みとどまったヤンガーだが、ジョーカーのドロップキックで場外に転落したあたりから・・・・・。


9. CJ O'Doyle vs. Jon Dahmer

こちらは、「特別試合」。

2人とも、同じパワーファイターだけに「チカラとチカラのぶつかり合い」といいたいところですが・・・・・。


(つづく)