2004 King of the Death Matches①
二巻で四枚組の「IWA-MS DVD ''2004 King of the Death Matches」
今回は、初日の模様を。
(Disk1)約118分
1. Matt Sydal & Delirious vs BJ Whitmer & Danny Daniels
ROHでも実現しそうな試合。
第一試合から、なかなか見ごたえのある試合となりました。しかも、ロングマッチに。
2. CM Punk vs Ray Gordy
Ray Gordy は、確か、テリーゴディの甥とかにあたるんでしたっけ?
CM Punk が、コーチとなって、試合をしながら、ワザのかけ方などをレクチャーしているように見えました。 Punk らしく、「技のミス」はありましたけどね。
3. Chris Hero vs "The Anarchist" Arik Cannon
意外といっては失礼かもしれないけど、Arik CannonがChris Heroのキャッチ風のグラウンドについていってますね。けっこう、地味なのでかなり眠くなってしまいました。
デスマッチトーナメント参加選手セレモニーのあと、「一回戦」に。
4. Homicide vs Low Life Louie - Barbed Wire Boards
あっという間に、ボブワイヤーボードを使ってしまったので、場外乱闘とフォーク攻撃でなんとか見れ試合になったというか。Homicideのフォーク攻撃がニュージャックぽくていいですね。
5. Ryan Boz vs Smokey C. - Barbed Wire Boards
Smokey C.がダメすぎて、アッサリと終わってしまった。
こういうのがIWAらしいので、あまりオススメできないんですよ。
(Disk2)約115分
6. Manslaughter vs Trik Davis - Thumbtack Match
レザーフェイスを思わせるような入場をしてきたManslaughter。
「画鋲」デスマッチだけど、数が少ないというか、いきなり、バラまかれているので迫力というか物足りなさがありますね。
7. Tank vs Deranged - 4 Corners of Pain
この試合の見所は、試合後の別カメラのアングルを見てみないと、キツイことやっているということが伝わりにくいです。
Derangedって、ジョージ・アニマル・スティールに似ていて、懐かしいなぁと。
8. Ian Rotten vs "Spyder" Nate Webb - Fans Bring the Weapons
地味なんだけど、アイテムを使って流血をさせることで、迫力を伝えるIan Rottenの伝統芸ともいえる凄さが伝わってきます。
9. Dysfunction vs Corporal Robinson - 2 out of 3 Log Cabins of Glass Match
コープというと、この試合形式しかないでしょ(苦笑)。
蛍光灯のヤグラが三つあって、そのうち、二つを破壊したほうが勝ちというグダグダな展開が。
無表情のまま殴りかかっていくコープ、流血させられ目がランランと輝くコープ、崩れた体勢のまま相手を放り投げるとコープとほんの一部のマニアしか受け入られないないようなコープらしさが。
10. JC Bailey vs Mad Man Pondo - Fans Bring the Weapons
こういうこというと何ですが、やることはやっているんですが、大日本のデスマッチを診続けてしまうと「まだ、返せるだろう」といった物足りなさが残ってしまいます。
11. Necro Butcher vs "Mr. Insanity" Toby Klein - Fans Bring the Weapons (must see match)
お互い、キャラが被っているというか「前に出て行く」といったタイプなので、会場狭しとあちこちでやりあう姿は見ていて気持ちがいいです。
この日の試合では、間違いなくベストバウトですね。
ていうか、個人的に見て、メイン以外のデスマッチにはやや物足りなさというか、凄みというのが感じにくかったですね。こういう「ハズレ」なのが、ミッドサウスらしいといわれてしまうと、そうなんですけど・・・・・・。