Nov. 4, 2006 "Double Death Tag Team Tournament" - Plainfield, IN ② (約70分収録)

mugiwara-kun2007-01-24


これより「二回戦」へ。
試合形式は、「ファン凶器持込デスマッチ」。さて、どんなお手製アイテムが出てくることやら。


6. Fans Bring The Weapons - Drake Younger & Ian Rotten vs. Necro Butcher & Toby Klein

試合開始と同時に、ヤンガーとネクロ、そして、イアンとクラインは場外へ。

まず、ネクロが手にしたのは、

そして、イアンは「特製軍手」でクラインをアイアンクロー。

お互いのキャラに合ってますなぁ。

ミッドサウスらしい、「酒場の喧嘩」のような荒っぽい展開がリングだろうが、場外だろうが、ところかまわず。

アイテムで殴っても決め手にならないと悟ったネクロは、ヤンガーをチョークスリーパーで。


7. Fans Bring The Weapons - Mad Man Pondo & 2 Tuff Tony vs. Dysfunction & Corporal Robinson

コープは、電球バットを持参して入場。

腰には、あの赤いベルトが。だから、ポンドはJCWのベルトをもってこれなかったわけだ。

試合開始前、ゲームのコントローラーを見つけたコープに、みんなは気をつかって、テレビとゲーム機をリング中央にセットして。

そんな和んだムードから一変。試合が始まってしまえば、ただ単にアイテムで殴りあうという単純明快な試合運びに。

これぞ、まさしく「痛みの伝わるプロレス」?

トニーがなにやら、変わったアイテムを見つけた模様。リング中央にセット。また、点火しているようだ。

いわゆる「ドラゴン」と呼ばれる音のしない炎を高くあげるタイプの花火だが、終わったあと、一大事に、ポンドの顔色が。(汗)

ただ、これだけ。なんだったんだろうか?コレは。

気を取り直し、試合再開。まずは、コープの救出に、着地に失敗しながらも、ディスファンクションはカットに。トニーをイスを使ってのギロチンで葬る。

残ったポンドを沈めれば、コープ組の優勝戦進出だが、ポンドとしては、後がないだけに・・・・。



8. No Rope Barbed Wire, Caribbean Spider Web Death Match - 2 Tuff Tony & Mad Man Pondo vs. Necro Butcher & Toby Klein

勝戦は、「ノーロープ有刺鉄線&スパイダーネット」という地味な感じに。


ジャッカスみたいに、「コレ、できっかよ!」みたいな他人に見せ付けることをウリにしたようなデスマッチではなく、IWAミッドサウスらしい「意地の張り合い」、「喧嘩」というようなゴツゴツした凄みを表現するには、もってこいの試合形式では?

リング内だろうが、場外だろうが、ところかまわず、ぶっ倒れるまでトコトン殴りあっていくような展開に。

足にホッチキスで打ち込まれようが

スパイダーネットに落ちても

這い上がってくる。

フラフラになりながらも、とにかく前へ出て行くこの姿勢。


トニーが機転をきかせ、リング中央にもちこまれた「スパイダーネットwithサボテン」に逆さ押さえ込みという・・・・。


これは、なかなかのオススメですよ。シングルだと、あっさりと「ガス欠」のように終わってしまう(ラッキーパンチが入ったみたいに)こともあるけど、「二人とも潰す」という「完全決着」に近いこともあって、エグイシーンが多々ありましたよ。

試合数が少ない分、「リプレイ」や「試合後のコメント」などが充実しておりますが。