プロレスリング倶楽部GUY‘S「KENT引退興行」

mugiwara-kun2006-11-20


一宮でのデマチのあと、20分近く歩いて、稲沢駅へ。そういえば、ここで大日本が野外でやってたけど、しょっちゅう雨が降ってたなぁ。その跡地は、鉄柵で覆われて、ただの原っぱのまんま。

名駅で、遅い昼飯(アサヒスーパードライ)をとった後、「笠寺」へ。えらい混んでいると思ったら、アジアンカンフーゼネレーションがウラで。ということで、一階へ降り、プロレス会場付近にいると、東海プロレス系のプロレス関係者の人たちで、ごったかえす。17:15に開場。いつもの場所を。

17:30少し過ぎたところで、いつものように斉藤HEATが入場。対戦カードを発表。


・PRIDE 無(ゼロ)
 斉藤HEAT VS ビッグブーツ川口(BBK)

今回のHEATの相手は、BBK。F.U.C.Kの「家族」からヤンヤの声援?を浴びるBBKがHEATに急所攻撃。

「この団体の名前って『GAY‘S』だろ?」ということらしい。急所攻撃一筋のBBK。

すると、レフェリーをしていた長谷川が止めに入ったところをズボンを脱がされ、BBKに丸め込まれたところを、HEATがカウントを数えてBBKの勝利だと。いつものごとく、グダグダなマイクにかみまくるHEATがいつのまにか、フェードアウト。


柴田道場提供試合
 トミー・ザ・タイガー、シューター(デビュー戦) VS 大将、ファッキンマシーン

グダグダな空気を消すかのような技の激しさを見せてくれる柴田道場

デビュー戦のシューター、家族から「おとうさん、ガンバレ!」の声援に見事勝利を。




・GUYZ対柴田道場
 鎌倉一番 VS 岡本一寛

クラッシュギャルズ「炎の聖書」で入場の鎌倉一番。

どことなく、「風林火山」ティスト。
空手着を着たまま、試合開始。岡本のチョップの連打になにもできず、ただ耐えるだけのカマイチ。

「カマイチ、やり返せ!」「しっかりせぇよ!」の檄に答えようと、空手着を脱いで上半身裸に。場外でも、バチパチなチョップ合戦を繰り広げる。

健闘むなしく、カマイチ、散る!







風車の理論
 浅川憲一、永田アキラ VS 川久保勝、安部健治

久々に登場の「道場長」浅川。永田というのは「ゼンジー上海」の本名か?「家族」たちから「ゼンジー」と呼ばれていた。そのかけ声に反応し、お辞儀する永田。FUCKのDVDで試合を見たけど、どこがいいのか理解できなかった。

ていうか、やたら落ち着きがなく、コーナーで待機しているとき、プレーリードツグのようにキョロキョロしたり、レフェリーのカウントをいっしょになって数えているという挙動不審ぶりなのが、オレのツボに入ってしまい、笑いが止まらなくなり苦しくなった。

川久保が「ふざけてるのか?」とコーナーにいる永田に殴りかかり、一人っきりになった浅川を安部がジャーマンで。

永田って、知的障害者じゃないのか?確かに面白いけどさ、これを「プロレスラー」として認めていいのか?こういうのを集めて、リングにあげて笑いものにしているFUCKは、ドッグレッグスよりも残酷だなぁ。

・東京インディー対名古屋インディー
 佐野直趙雲子龍、ピンクタイガー VS ユーエング・サミー、長谷川GUYZ智也、岩田俊哉

ということで、「ローカルインディー活性化委員会」で、「お前ら、『発表会』どうだった?体育館で受身の練習とかして、『プロレスラー』だと思っていい気になっているアマちゃんが」みたいなことで、筋の通ったことをいった佐野直


あれから、二年以上たってのというムードは、ここにはすでにない!

いつものように、ピンクタイガーが、「イージマ」コールに、嫌がるしぐさを。
そして、岩田と場外でやりあい、

長谷川には、こんなことも。

これには、サミーたちはどう処理していいのか困ってしまう。

サミーの安定した空中殺法に、「佐野対武藤」の王道対決、

ガッツワールドとスイングした試合に。

こんなことしている最中に、リングでは佐野が決めてくれた。

「今日は、『出す』タイミングがなくて、すいませんでした。」(ピンタイ)
オレの「チ○コ出せ!」っていうのを覚えていてくれた律儀な総裁。今週は、11/26CPEデルアリがあるじゃないか!落ち込むな、ピンタイ!(笑)
今度からは「イージマ」ではなくて「ピンちゃん」と呼んであげよう。

・KENT引退試合
 KENT VS 小仲=ペールワン

試合のほうは、グラウンドの取り合いからという「らしくない」スタート。

場外戦では、ペールワンが女性客の足でKENTの顔をグリグリ。

「アロマ(ビデオ)」チックな攻撃だ!(笑い)

リング上から、口に含んだ水を吹きかけるペールワンだが、

コレが足を滑らせるという裏目に。





KENTの「イナバウアー!」から、「みちドラ」でKENTが有終の美を飾る。

永田がマイクでKENTに感謝の気持ちをマイクで表現。

正直、やや物足りなかったところに、佐野が「おい、KENT。こんなんでいいのかよ。よし、KENTはペールワン、永田と組んで、オレ、趙雲たちともう一試合だ!」

これで再試合が。

趙雲とペールワンが客のいないところでやりあう中、

佐野がKENTを垂直落下風ブレンバスターで仕留める。

最後に、希望するお客さんをリングにあげて記念撮影。

佐野のおかげで、KENT引退興行は、とてもよかった。